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短編・エッセイらしきもの

頭の中

作者: 本谷文途

よく来たね──


※全員がそうとは限りません。

 これは、ある男子の頭の中である──


 それはある日の帰り。

 とあるカップルが、廊下を歩いていた。

 

「ねえ──」


 声をかけた女子は、ナイスバディというのだろうか。

 または、ボンッキュッボンッだろうか?

 出るとこは出て、締まるところは引き締まっていて、バランスのとれた身体をしている。


「ん?」


 と答えた男子は、無表情で彼女を見る。

 無表情というか、真顔だろう。

 身長は女子より頭一つ高い。


「帰りさ、どっか寄ってかない?」


 と男子の手をとる。

 男子は真顔のまま、


「んー、どこ寄ってく?」


 と聞き返す。

 だがこの男子、頭の中はこうなっている。


 『手、手繋いでる//やべ、手汗かいてないっけ? てか手細いし柔らかっ!!』


 そんな男子の頭の中など、女子はわかっていない。

 だから、話の続きをする。


「んー、喫茶店! パフェ食べたい」

「いいよ。行くか」

「ほんと?! ありがと!」


 と女子は繋いだままの男子の腕を抱き寄せる。

 抱き寄せたことにより、女子の胸が男子の腕に当たるわけで、男子の頭の中は大変なことになっている。


『え……ちょ、胸当たって……っ、手より柔らかっ、てかもう揉んでいいっすか? じゃなくて髪の毛いい匂いするんだけど!! あ、今日体育あったじゃん! そんな密着したら……俺臭くない?! 大丈夫か? シーブリーズしたけど……。てか胸っ──!』


「……べつに」

「素っ気ないなぁ。まあそんなとこも好きだけどね//」

「そ……」


『てか胸、めっちゃ当たってんだけど?! いいの? 俺ちょっと興奮して勃ち──』


 ……これより先は、見るに耐えないことになっているので、ここまでとさせていただこう──




 


 ……そうそう。

 違うバージョンが見たいなどあれば、いつでも受け付けているよ。

 例えば、キミの頭の中とか……ね──

 


 


どうだったかな? くだらなかった?

はは、それは申し訳ない──

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― 新着の感想 ―
[良い点] 良くあるタイプの話を判りやすく簡潔にまとめてオチにちょっとのクロさ、スッキリしててサッパリ。 [一言] やはり男子の本音の部分はわかっちゃいるけど楽しいなぁ(笑)
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