第82話 ダランからの使者(本物?)
ユニフォームも一新されようやく屋敷に届く
名前の入った大きな包みをそれぞれが部屋に持ち帰る
嫁たちの分も男たちの分もすべて揃っている
親たちの分は作ってない 公の場所に行く機会もあまり無いからと
制作を断っていた
全員の服は濃灰色でシャツは真っ白 お揃いの朱色のネクタイかリボン
全員が新しい服に着替えて広間に集まる 見渡すカイ
トールを呼んできてもらって記念撮影 総勢31人の集合写真
親たちも入って 33人の集合写真も撮影してもらう
広間の中央に大きく飾る予定とトールに伝え
大きくして額に入れて持ってくると言ってくれた
撮影が終わり持ち場にそれぞれが戻っていく
カイも何気に正装が気に入っていたらしく脱がずにそのまま仕事をする
外部の連絡網(緑魔法)から1台の馬車が東門に来ていると連絡が入る
ダリアに確認してもらう事に 一緒に覆面のクローディアも連れて行かせる
心当たりの者が来たなら警戒態勢を取るためである
クローディアは面識が無いと言った
ダリアに名前を聞かせる
ダリア「マスティ・ダラン と言ってます」
敵の首領のお出ましか マスティ本人来るか?
ダリアの案内で怪しい来客用の通路”封魔の通路”を馬車ごと通らせる
屋敷の前に止まる カイは全員でお出迎えするよ~と声をかけ
入り口に全員が並ぶ 中央にカイが立つ 扉が開くとカイ以外は一斉に一礼する
数の挑発に少し怯むマスティ 全くの一人旅だったようで御者以外誰も付いてない
カイ「ようこそスメシア領へマスティ・ダラン様」
マスティ「何の通達もなく急に押しかける形になり申し訳ありませんカイ・スメシア様」
カイ「立ち話もなんですので奥の部屋へどうぞ」
マスティ「お気遣いいただきありがとうございます」
カイはそのまま応接室にマスティを案内する メイド達は給仕係り以外は持ち場にもどる
持ち場と言っても警戒態勢の持ち場へそれぞれが移動する 屋敷の中は静まり返る
今日の給仕係りはイサである カイ「先日は大量のお酒をありがとうございました」
マスティ「あの程度ではお礼にもなりません そんなことより」
カイ「そんなことより?」マスティ「メディクルの悪行が露呈いたしました」 カイ「そうなんですね 手紙でも良かったのですが わざわざ来てくれるなんて」
マスティ「前領主のローデン家はいわれなき罪をでっちあげられ一家はメディクルに捕縛され
ローデン公と王子は処刑 奥様とお嬢様方は奴隷おちの挙句 奥様と姉君は性暴力でメディクルの部下たちになぶり殺しにされました」
カイ(作り話を覚えたかのように一致している)
マスティ「残った妹君も拷問をして飼っていたと白状しましたが現在は行方不明であると白状してます 先日こちらで保護していただいた方がクローディア様ではないかと思いました」
カイ「保護したと伝えましたかね?」
マスティ「お手紙を頂いた後で上部に相談し調べを進めた結果ですがこちらの前領主も共犯と判明しました つきましてはラスティア公も罪を償ってもらう他ないと思います」カイ(無視ですかー)




