第79話 侵入者の正体
最後のお客さんを見送り 屋敷の者で片づけをしてもらう
用意したものは酒樽櫓とテーブルだけ
空になった酒樽はまとめて庭先に集めておくとダランの商人が引き取る事になっている
ダランからのお礼の品は酒樽77個だったのだ かなり太っ腹だと思った
多少ゴミは落ちていたが苦になる量では無かった
酒を飲むグラスやコップはお客に持参してもらったので汚れ物も少なかった
ひと段落して全員屋敷に入り出入り口は全て施錠する
侵入者の尋問を開始する 拷問ではなく黒魔法でのうそ発見器のような手法を使う
緑魔法で眠らせる 黒魔法の証明という魔法 ランク偽装を見破っていたあの魔法
黒魔導士はキールとトールしか居ないのでお願いする
眠っている者に質問するのは青魔法の夢見 寝言を言わせる感じ
手足を拘束され床に転がっている全裸の女性に各魔法を付与する
潜在的に抵抗系の才能が有っても黒魔法は見破ることができたが
簡単な質問にしてほしいとトールが言っている
質問者カイ 回答者全裸の女性
どこからきたの?→ダランです 嘘ではない
誰の命令で?→メディクル辺境伯様です 嘘ではない
目的は?→スメシア家の実力を見る 嘘です スメシア家メイドの誘拐 嘘ではない
出身はどこ?→ダランです 噓ではない
誰を誘拐?→離れた所に居たメイドを狙った 嘘ではない
ナナミを狙っていた事が判明した たまたま離れた所に居ただけなので
違うメイドが居たならその子が誘拐の対象になっていたという事か
誘拐してどうする?→後の事はしらない 嘘です メディクル様の奴隷にします 嘘ではない
カイ「これは喧嘩売られたって事でいいのかな?」
ダリア「とりあえず国王に報告入れた方がいいかと」
コール「メイド達の配置を再考します」
ジェシカ「妖鳥!」 2羽出した 「国王とダランの何とか局長さんでどうかな?」
カイ「ジェシカさん 身ごもってから物覚えわるくなったのね・・」
ジェシカ「なっ!」ルキア「ジェシカ様 覚えなくてもいい事ですよ」
女「私も連れてこられてこんな仕事をさせられてるの!」嘘ではない
どこから来たの?→ダラン東端の街です 嘘ではない
他に仲間は居るの?→半分以上は拷問や性暴行で殺されました 嘘ではない
これからどうしたい?→逃げたい 家に帰りたい 嘘ではない
あなたは何歳ですか?→16歳です 嘘ではない
16歳にしては成熟しきってる体をしている 背中には無数の傷が有る
あなたのお名前は?→クローディアです 嘘ではない
あなたは貴族?→貴族と名乗れるほどではないですが ダラン西部メディクルに搾取された
旧家ローデン領主が娘クローディア・ローデンです 嘘ではない
カイ「お姫様・・・国内で領地の取り合いとかある??」
ジェル「陥れ略取ですかね、罪を着せられたとかの類の」
ナナ「あんたもラスティアから領地とってる」カイ「僕が奪ったわけじゃないやん!」
メイド達は寝てるのに泣き崩れているクローディアに毛布をかけ
ベッドで寝かせてもいいかとカイに聞いてくる 監視付きでならと了承するが
万が一のことを考えて施錠できる部屋にして全裸のまま寝かせるよう指示する
カイは手紙に
マスティ・ダラン 殿
誘拐未遂の件、辺境伯が黒幕の件、ローデン家の件
やっちまってもいいですか? と
ネオ・ダクス 殿
誘拐未遂の件、辺境伯が黒幕の件、ローデン家の件
やっちまってもいいですか? と
ジェシカにこれで送ってくれと頼んだ
翌日夕方頃返事が届く
マスティ・ダラン
国内で早急に調査しご報告いたします
早まったことはされませんようお願い申し上げます
ネオ・ダクス 代理モーリス
他国に乗り込むのはいかがなものかと思います
ダラン国と協議をいたしますのでしばらくお待ちください
あーイライラする!と言いながらカイは自室に行ってしまう




