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[スメシア戦記]-親のミスでこの世に生まれた男-  作者: 流鏑馬


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第76話 ダランからの使者

毎日 忙しい日々を過ごしているスメシア家の人達は

年末大宴会の催しを企画し盛り上がっていた頃


ダラン王城から使者がやって来る

急な上、直接スメシア家にやって来るなんてどういう事なのかと問うジェル

使者は切羽詰まった様子で説明する

「ここよりすぐ北側のダラン領の国境部分で不穏な動きが確認され

魔族では無かったので放置していた所 

ミツトネからの軍隊が越境し北の村が占領されてしまいました

我が国には髙ランクの冒険者は居らず対応に困りスメシア様には

民間ではあるが髙戦力の部隊があると聞きまして

加勢していただきたく参じました」


ジェルは国が他国の1領主に応援要請?

「疑わしい話ですね 本来要請するならダクス王家に頼むべき案件です 

なのに直接こちらに来られてペラペラと国の内情まで話してしまうとは

なんとも信用できませんな」


使者は主人の名前も言わず対応しているジェルを領主と思っている様子で 

「何卒ダランをお助け下さいスメシア様」と言っている 

ジェルの後ろにはメイド姿のダリアが居てすぐに念話でカイに伝わる


カイはナナミを衛兵屯所に走らせダラン側山間に伏兵が居ないか確認させる 

ダリアにはジェルに時間稼ぎするよう伝える 

ダリアはジェルに耳打ちしカイの意図を伝える


それからのジェルは水を得た魚のように話を引き出し続け

ネタが尽きてしまった使者は帰るしかなくなるのだった 


軍事においても切磋琢磨しているダランに戦力が無いはずがない 

学園の対外試合では五分五分の成績で後進が育ってないわけがない

不穏な動きを放置なんてありえないしミツトネがヨツトネ以外に

仕掛けるとかもあるはずがなかった 魔王との戦いで共闘までしたダクス、ダランを

敵に回すなど思いつくはずがない

この内容は騎士団を通して王城にも伝えてもらう


力なく帰る使者に妖鳥を付け監視する

ダランの動きは早かったようで偽使者が山間部を越えダランに出た所で

捕縛されていたのがわかったので妖鳥回収する


ダランからのお礼状には 

この度は、詐欺集団捕縛にご協力いただき感謝いたします

前ラスティア家元領主ミリスは好色の脳無しで有名でしたので

後継領主も大したことないだろうと思い

バカな領主に危機感を伝え武力の代わりに金品を出させて

持ち逃げする算段のようでした ダラン国の者が多大なご迷惑をおかけしました

要請に応じて武力を派遣したとして土地を踏み荒らしたとかで因縁をつけ

金品を巻き上げる計画も露呈しました この罪人は厳重にこちらで監視いたします

後日にはなりますがお礼の品を送ります より一層のご協力関係をお願いします

ダラン国 犯罪取締局 局長 マスティ・ダラン

カイ「王族か?ダランとか付いてるし 贈り物は酒がいいな~」


ジェルさん敢闘賞だね 金一封!

ジェルは当たり前の事をしただけなのにと涙を流して喜んでいた

ジェルが封を開けると金ではなく引き換え券が入っている

見てみると手書きで”ナナミ特製ラブジュース券”と書かれてあった

ジェルははて?とナナミを見るが 顔を赤くしてカイを睨んでいる 

みんなはラブジュースって何だ?とカイに問う


カイ「夜な夜な厨房でナナミがかわいい鼻歌を歌いながら

フルーツを潰してジュースを作っていたのがすごくかわいくてほっこりしたので

それをジェルの前でやって貰えたら心が洗われるかと思って」 


ほかのみんなもそれを見せて欲しい 私にもラブジュース下さい

とか言われたナナミは実演して見せてくれた 

全員が顔は緩み心はほっこりできた ムーやマヒロはナナミに抱きついて喜んでいた

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