第7話 メラ 学園に入る
12歳になったメラは、国営の学園に入学する
学生は全て親元を離れ成人しても困らないように教育してくれる
お年頃の子供たちが6年も通う学園では結婚相手をみつけたり
生涯の友達を作ったりして過ごせる場になっていた
剣士を目指していたメラは入学までには父やその仲間の指導も有り
かなりの手練れになっていたので10歳の頃には冒険者登録を行い依頼もこなしていた
初任の時はFランクからの出発だったが、ランクアップ試験を数回クリアし
入学時にはCランクになっていた 12歳でCランクは相当強い
男どもをなぎ倒す快感に何かを得ていたのだろうか・・
「両親が馬鹿にされないようにとの思いで必死だった」としておこう
お勉強の方はいまいちみたいだったがCランクの双剣使いに仕上がっていた
ササ家、ノーム 盾剣士 Cランク
キール家、トール 黒魔導士 Cランク
も一緒に入学 メラと同じ路線で仕上がっていた
3人でPT組むことも多々あった 親の思惑通りになっていたが神官職が居なかったので
都度募集して依頼をこなしているようだった
ナナは10歳になっていてお姉ちゃんらしく凛とした感じの子になっていた
姉に倣って冒険者登録もしていたが神官職なので冒険に出かける事は無く
カイに支援魔法などをかけて実験したり魔法操作の勉強をして過ごしていた
2歳になったカイは頭角を現す 消えるスキルが自由に使えるようになっていた
剣にも興味を示していたが、家の中ではハサミやナイフに拘っていた
ナナと遊んでいたので見様見真似だったが回復魔法も少し使えるような感じだったが
発動までは確認できなかった
出発の朝がやってくる、住み慣れた屋敷を離れる 遠くに行くわけではない
メラが住んでいたのはダクス国首都ホーダの西郊外地区に実家は有る
育成学園はホーダの王城区域の北端に学園と学園寮が存在するので
何かあっても帰れない距離では無かった 普通に「いってきま~す」で徒歩にて
出発していった、荷物は自分の装備と着替え勉強道具くらいで家具は不要だった
賑やかなのが居なくなると急に静かになるのは何だろうかと残った家族は思っていた
実家からは徒歩で通えないわけではないが国の教育方針で
全員寮に入って集団生活を学ばせるためとか聞いたが時代的に古いのでは?
ゆっくりめに歩いて30分位で城門前にたどりつく
城門を抜けると城に行くまでの幅の広い長い石畳の道があり城と城門の間に
石像が立っている 見慣れた人たちの石像
メラ「何とかならなかったの!パーティー名」
トール「確かに・・・」
ノーム「仕方ないでしょ!魔王倒してしまうなんて思ってなかったんだから!」
ニール達の石像にはこう刻まれている”マリーと愉快な仲間達”と




