第5話 マリーの苦闘
ダクス国初?高齢出産の情報は国中を巡ることになる
出産したのが勇者PTの一員であることも明らかになってしまう
手厚い支援魔法での出産だったため産後の母はその反動でまだ床から
起き上がれずにいた、次女のナナは母が元気になるよう祈りの魔法を施す
生活面も父と娘たちでやりくりしていたが限界が有った
父は仕方なく侍女を雇うことにする、カイに乳もやれない状態だったので
乳母も兼任できる人をギルドに依頼する 依頼の期限が不明なため
住み込みでの依頼に応じてくれる人は居なかった
仕方ないので、近隣の志願者を募ると乳母だけは確保することができた
乳母と言ってもマリーより若くて素敵な女性がやってきた
乳母の名前はヨーナさん 西隣の28歳の奥様 乳の時間を決めて契約する
ヨーナさんは元魔導士でランクはD、早くに結婚してしまい引退する
冒険者というか一般人に近い感じで本人も拘ってない様子だった
ヨーナさんのお子様は、14歳♂と13歳♂だったので既に学園に入り
寮生活をしていたので、昼間は暇だとの事だったが
カイが泣いて乳を欲しがっても時間が来るまで与えないのが
彼らの流儀となっていた、乳がでるわけがない姉たちが真似して試みていた
姉たちにとってもカイは大切にされていた
1日でも早く起きてカイの世話がしたかったマリーはだんだん暗い表情になるが
ニールや娘たちが周りを囲みマリーが孤立しないように努めた
ササやキールも頻繁に様子を見に来てくれていた
ニールはカイを剣士にしたかったらしく抱いては自分の剣を触らせていた
女家族の中で生まれてきた男児は相当うれしかったようだった、
剣士の楽しかった情報を毎日のように語りかけていた
剣技に至っては神がかりなスキルを持っていたので国内最強だったが
女性にはだらしない一面もあったのでどこかに兄弟が居るかもしれない・・
そんな情報も有ったのでヨーナさんも決まった時間で乳を与えて自宅に戻るを
条件に協力すると言ってくれたのだろうと思う ヨーナさんご主人も寛大だ
カイの首も座りわからないが言葉を言えるようになった頃
マリーはやっと私生活を自力で送れるまでに回復していた
ヨーナさんも事故もなくお役目を終える事になる
カイはよくナナに預けられるようになる 鍛錬付けのメラとニール
家事メインのマリーとナナ カイはベッドに転がされる日々を不憫に思い
ナナが考えたおんぶ紐のような物でおんぶする、強度を確認する父
ナナはしんどそうだったのでメラがおんぶしてみた所鍛錬になるかも?
という事で、おんぶしたまま走り込みを敢行する 止める父
わけのわからないカイは家族中を巡るがやはりマリーが一番落ち着くようだった




