第29話 学園生活
カイ&ヨーコは選考教科を合わせて受講していたので
1日の大半を一緒に過ごしていた為、悪だくみはおろか
同年の友人も作れてなかった 2人の間に割って入るような者は居なかった
受講中も休憩時間もイチャついてるから余計入り辛かったのだろう
本人たちは幼いころから一緒なのでそう思われてることにも気づいてなかった
勇気のある女子がとうとう割って入ってくる
小さい声で話しかけてくるものだから
真剣に話を聞くカイだったが声が小さくて聞き取れない
ヨーコも同じく真剣に聞いて理解したことをカイに説明している
女の子の顔を二人が覗き込むように見るものだから
だんだん委縮してしまい、とうとう聞き取れなくなる
何とか聞き出して理解した内容は
「同クラスのジェシカです ランクはDの緑魔導士で
冒険者には向いてないかもですが 冒険がしたいのです」だった
カイとヨーコははじめてできたかもしれない共通の友人?に喜んだ
ジェシカはうつむいたまま話すのでどんな子か分からなかったが
とりあえずジェシカさんの実力が見たいとの事で自由時間に
鍛錬室に移動して 使える魔法を見せてもらう
ジェシカは緑魔導士なので補助魔法のたぐいが得意との事だった
妖鳥! カイ「手紙運んでくれる妖精の鳥さんだね」ジェシカ「そうです 手紙持たさなければ索敵にも使えて接敵した場所で消えます」
伊吹! ヨーコ「風魔法?」ジェシカ「範囲索敵ができます」
強風! カイ「攻撃魔法?」ジェシカ「乗り物が有れば飛ばせます」
カイ「乗り物って?」ジェシカ「人が乗れる位の箱とかでしょうか」
ヨーコ「どの位の距離なら飛ばせるの?」ジェシカ「魔力が無くなるまで飛ばせます」
カイ「えっ、魔力が無くならない程度でいいからどの位?」
ジェシカ「重さとかも関係あるので具体的にはわかりません」
暴風! ヨーコ「攻撃魔法?」ジェシカ「当たると息ができなくなります」
風神の羽! カイ「攻撃魔法?」ジェシカ「行ったことがある場所に転移できます」
カイとヨーコ「転移!!すごい!」
風刃! ヨーコ「これはっ!」ジェシカ「風の斬撃魔法です」
風棘! カイ「これは?」ジェシカ「対象を足止めできます」
風壁! カイ「これは??」ジェシカ「風のカーテンで中を見えなくします」
自分の魔法を説明しているジェシカはキラキラした目のかわいい女子だった
魔法の説明中は饒舌でさっきの小さい声の人物とは別人のようだった
カイ「採用!」ヨーコ「カイ&ヨーコ&ジェシカでいきましょう!」
カイ「PT名長いわ、真剣に考えないと〇〇の仲間達みたいになってしまう」
PT名は宿題でみんなで考える事にして、ジェシカのランクを上げましょうって話になった
カイ「あと同年なんで丁寧語とか使わなくていいからね」
ジェシカ「あ、でも ランクがー」ヨーコ「この人蹴り飛ばしても怒らないから大丈夫」
カイ「ヨーコさん えーひどい・・」




