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[スメシア戦記]-親のミスでこの世に生まれた男-  作者: 流鏑馬


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第28話 魔族との戦い Ⅳ

魔王からは交渉に応じるとの返答が有った


向かい合う勢力同士の距離は300M位で

双方一時的に武装解除するがマリーの障壁は保険として残す事にする


魔王軍からの使者が現れる 使者は一人ではない

先頭には大柄の牛の姿の魔族 両脇にも牛の姿の魔族戦士に見える


人族からは騎士団長と騎士団員二人が向かって行く

相対した時は300M位有ったのに交渉が始まり何か話してる様子がわかるが

魔族側の集団がこちらに近付いているようにも見えた

じわりじわりとこちらに寄ってきている事にササが気付く 

同時に各隊の隊長から「警戒体制!」の指示が飛ぶ 

魔族側に尋常ではない魔力反応が起き上がる

その魔力反応を中心にして魔族軍全体に魔力が供給されているようにも見える

中心が魔王か!


次の瞬間、

騎士団長と騎士団団員が集団に飲み込まれ生死不明に

さらに向かって来る魔族軍 誘きだされたのは人族の方だったのだ


予想の範疇ではあったが 少し驚く

控えていた魔法騎士団長の合図で一斉に魔法攻撃が放たれる 

勢い良く飛び出してきていた先頭の魔族が溶けるが

相手も予想していたかのように次部隊が迫ってくる 

マリーの物理障壁にぶつかり足止めを食らう魔族たち 障壁を砕こうとしている


魔法騎士は一旦下がり代わりに弓隊が一斉発射これを繰り返す人族中後衛陣 

その前には大盾騎士が火力陣を守る


敵陣の両翼を回り込む騎士団 魔族軍後方の魔法使い集団に襲いかかる 

前を障壁、後ろを騎士団に取られる魔族軍 魔王からの魔力供給を騎士団神官により絶ちきるが

魔王守備隊と斬り合いの乱戦になる

後衛魔族はチリジリになりながらも攻撃してくる

後衛魔族の掃討をヨツトネ連合軍が担い火力をほぼ失う魔族軍は最後の手に出る


強大な火力の魔法攻撃がマリーの魔力障壁に穴を開ける

魔力の続く限りマリーはすぐ重て障壁を再生する 満を持してキールが大魔法で魔王に応戦する

魔法障壁を持たない魔族は雑魚が溶けるのがわかる


初撃の魔族軍は大半が溶け 魔王守備隊と魔王だけになるがこちらの被害も

散々な有り様で 治療所は入りきらないくらい怪我人で溢れている


最終にやっとニールの出番が巡ってくる

ライトニングとニールは魔王に突撃する

Sランク冒険者 15人の剣撃は守備隊のかなう相手ではない


やっと魔王の姿があらわになる

誕生してからあまり日が経ってないはずだが纏う魔力がとんでもない

何年も生きたような佇まいと魔王覇気にニール達は少し怯む

後方にいたマリーや他の神官達から手厚い強化魔法や補助魔法が注がれる


ライトニングの必殺編成で突撃する ニールは出遅れる 

ササ、マリー、キールも前線にやってくる

ライトニングは初撃を魔王にあてるが以降は弾き返されすでに8人が絶命している

やけを起こした残りの6人も再突撃するが手応えのないまま戦闘不能になってしまう


6人が突撃したと同時にキールの大魔法が魔王の肩を射貫き 

すぐ後に ニールの必殺剣撃が魔王の首に致命傷を与える

よろめいて首を押さえながら片膝をつく魔王 続いてニールの刺突剣撃(雷を帯びている)

魔王の急所に必中させていく 同時にキールも雷撃魔法で追従する

魔王は突き刺された箇所から魔力が漏れていく

ササとマリーと騎士団が戦闘不能になった者達を治療しながら後方に避難させる


全魔力を放出してしまった魔王は枯れた老人のような姿になって果てていく

「次代の魔王が必ず人族をーー!」と叫ぶ 

魔王の影響が消えてしまった魔族は散会して魔族領へ逃げ帰っていった


ニールとキールも無傷ではなかった

ニールは両手の中指~小指が無くなっていて血しぶきが上がっている

キールは魔導服がズタスタで魔力も空になりその場でぶっ倒れていた

魔王の亡骸は人族が持ち帰り王城で厳重管理すことになる


その後、

ニールは治療したが指は利き手しか再生されなかった

キールは魔力が回復するまで1ヶ月寝たきりだった


読み終えたカイとヨーコは肩を抱き合い泣いていた

カイ「お父さんの指は名誉の負傷だったのか」

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