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[スメシア戦記]-親のミスでこの世に生まれた男-  作者: 流鏑馬


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182/182

第182話 世界平和 Ⅱ

各国首脳が席に着いた 首脳の後ろに側近の席を設けてある

世界の報告を順に受け 最後にキュール大陸の経緯を説明し今後の展開を相談する

未確認情報だった陸軍王はやはり性格がカイに似ていたので戦端の初旬で討たれ

亡骸は部下により地中に埋められていた 彼らの戦闘で将が負けると首を取られる習慣だった為

獲られまいと地中に埋め王が居ない事実を隠し戦闘を維持しようとしたが圧倒的戦力差で

王城まで陥落し建て直せないと踏んだ上層部は降伏を決めたのだった

陸軍王が領地を統一するまでにはやはり20を超える国や集落が有った 

山岳地帯は厄介で超えて海軍地域に攻め入る技術は無かったが兵器の研究はされていた


海軍王国は鉄鋼産業が盛んで鉱脈の資源も豊富だった為大型戦艦も保有し動力技術も発展していた

燃料となる地下資源も国内で生成する事が可能で他国が有るのは解っていたが攻め落としてまで

領地を拡大するという目的は無かった人口の割には広大な大地が有り新しい土地が必要では無かった

漁場も豊富で遠方まで勝手に所有していたスメシアが有る大陸もルーデン大陸も範囲に入っていた

キュール大陸からすればルーデンもスメシアもただの島に見えたのだろう

中間にある無人島に他国の戦艦が現れた時には混乱したらしい 大陸は把握していたが

魔族の進行が及ぶ可能性もあったので調査も行っていなかった

猫魔王さんを見て「これが魔王?」とか驚いていた


この場で海軍王国は国名を変えた カデナ国 国王コバルド

カイが提案した通り軍事の技術は別の方向に向かう事になる 海の世界から宇宙を目指すらしい

他国も賛同し技術交流も発展していくに違いない 数ある戦艦は一度解体し素材に生まれ変わる

この世界が今後どうなっていくのかわくわくが止まらないとカイは思っている

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