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[スメシア戦記]-親のミスでこの世に生まれた男-  作者: 流鏑馬


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第18話 カイ8歳 Ⅲ

カイに負けてしまったBパーティ

パーティー名「ミスティックムーン」はPT名を名乗れなかった

反省点を克服するために?ダンジョンに数日潜って

ほとぼりが冷めるのを待っていたらしい


8歳になりCランク冒険者となったカイは毎日 ナナを待っていた

2か月に1度は帰ってきていた姉は帰ってこなくなっていた

両親はナナの事情は手紙で知っていたがカイには伝えなかった


冒険者となったからには何かの依頼をこなさないといけない

一人でできる依頼を探しては少しづつだが実績を増やす

支援が欲しい時もあったが毎回母に頼むわけにもいかず

かといって同年代の冒険者は居なかったので

同じように1人で依頼をこなしてるような人を見つけては

頼んでみたりしていたが 8歳なので相手にされず

やはり一人でやるしかないと思っていた


ギルドに通っていると色々な人に声をかけられるようになったが

一緒に冒険しようとか一緒に依頼をうけてくれとかは無かった

カイが強いのは解ってはいるが子供の扱いに困っているようだった

何しても許してくれるナナが恋しいと時々思って過ごしていた


依頼を眺めていると何日も誰も受けない依頼が有った

ホーダからは南に向かう途中にある小さい村からの依頼で

獣の討伐依頼を見つける 熊の絵が描いてあり

その獣の討伐依頼だった、C以上が受けられるとなっていた

お金には困ってなかったが報酬もそこそこ有ったので

受ける事にして受付のノイルさんに渡すと ちょっと困っていたが

承諾してくれたので、早速向かうことにする


普段は受けた依頼を両親に見せてから行くのだが今回は緊急と有ったので

見せずに出発してしまう 目的の村までは徒歩で半日位の目安だったが

カイが到着したのは夕方だった 大人の足で半日か・・

依頼主の家に行くと 「え!子供??」ランク章を見せると「ほんとに?」

今日は獣が出てないから明日お願いしますと言われるが 

どうしたらいいか解らず、どこか寝られるところを聞くと

依頼主は夕食と寝床を用意してくれた 自分の家以外で寝るのは

初めてだなと思いながら覚えたての武器の手入れをやってみる

今まで父に任せていたから勝手がわからず悪戦苦闘する


依頼主の家には女の子がいた年齢は同じか少し上に見えた

武器の手入れをしてると部屋に来てカイの仕草を観察している

異性に対してはメラナナ基準なので初見はぱっとしなかったが

子供同士なので雑談しているうちに仲良くなる

女の子の名前はヨーコ 

ヨーコはなんで子供が冒険者をしているのかーとか

親は居ないのかーとか色々聞いてくるが適当に答える

そうこうしているうちに眠くなったので寝る事にするが

両親に何も言わずに出てきたことを反省する

きっとギルドに行って事情聴いてるだろうなーとか

解ってくれるだろうなー くれるかなー とか不安になっていた

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