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[スメシア戦記]-親のミスでこの世に生まれた男-  作者: 流鏑馬


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178/182

第178話 キュールの再生

クロからの連絡で竜王がやってきた

キユールの山岳地帯の気候が竜の生息に適しているとの事で王自ら視察にやってきた 自らと言っても当然単独ではない 数百の竜が山岳地帯を調査している

山岳地帯に生息している魔獣は無く

元々住んでいたかもしれない魔獣や動物は枯れるまで

陸軍部隊に蹂躙され尽くされていたようで生息の痕跡は有るが個体は絶滅しているようだった 固有の小動物さえ居なかったらしい 森の実りに至っては手付かずで

良いものも悪いものも進化し手付かずではなく手が付けられない状態で残っていた 

竜王(サツ)は「山の高度も広さも竜の巣に匹敵する、増えた竜達の移住先にしたい この場所をスメシアが抑えてるなら是非譲って欲しい」カイは獲ったわけではないが管理者が居ないので使ってもらえるのならお願いしたいと伝えると数日後、ビューの弟子と名乗るミカがやってきた

ミカは緑の竜でビューと同じくオタクそうな感じだった

ミカの配下が小屋を運んできて山岳地帯の頂点に設置し早速お茶をご馳走になるのだった


カイはサツに頼み「ここより北側に海軍王国が有るが

敵対するかどうかは今のところ不明なので常に警戒できるように竜の配備をお願いしたい」サツはキユール大陸の竜の巣と呼ばれる位にはしていきたいと言い山岳地帯全域と森林域を竜の巣として管理していくとし土地の再生を約束してくれた 

キュール大陸の1/4に相当する範囲が竜の巣として登録され張りぼて壁は撤収となった 新しい竜の巣はキユール大陸南側の東端から西端までに渡っている北側から山岳地帯に踏み入る者はたちまち竜の監視下になる

陸軍王の王城や土塁は解体されただの丘陵地に整備されるが少し広い場所になったのでキュールの学園設備を予定している この土地もあっという間にスメシア化が進む

こちらでの大宴会も浸透し事ある度に大宴会は実行され酒が飛ぶように売れるのだった 漁師街には酒好きが多かった


多妻制が当たりスメシアはこの15年で大国と呼ばれるまでに成長する 国有土地にはまだまだ余裕は有るが優雅に暮らしたい国民は世界中に点在するスメシアの土地に移住したりして楽しんでいると聞く スメシア語も浸透し世界の共通語になりつつある 魔法文化も発展しスメシア大陸の全ての国で利用できている

海軍王国が今後どのような動きをするか不明だが警戒しつつ今後の動向に注意していく事になる

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