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[スメシア戦記]-親のミスでこの世に生まれた男-  作者: 流鏑馬


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170/182

第170話 睨みあいできた?

この街には頑丈そうな高い壁が周囲を囲んでいる

壁の上には見張りのような兵士が数人見える 重火器がこちらに照準を合わせている

海軍と陸軍が連携されたらこちらも被害は甚大になることは解っているが

島を囲んでいる海軍は全く動かないと報告が有った 別動隊が居るのでは?の問いにも

竜騎士隊からはそのような報告は全く入って来なかった


いずれにせよ相手の将軍級の人から何かアクションを期待したのだが気配がない

このまま睨みあいを続けるしかないのかと思っていた時 キールスの戦艦が攻撃されているとの

報告を受ける どこからの攻撃か確認すると やはり別動隊の戦艦が居たようで

西岸は酷い事になっているらしい 相手の防空戦力は不明だったが竜騎士隊を応援に向かわせる

高度を取ってあまり近づかず応戦してほしいと頼んでおいたが騎士でもあるノーム達は

艦上に降り立ち敵兵を切り伏せているらしい 水兵さんが騎士に勝てるわけもなく

キールスの戦艦も相手の船に着けて雪崩れ込んでいるらしい 

そういえばあいつらは海賊だったな 海賊船は木船だから玉食らっても抜けるだけで

燃やされない限り浮かんでいられるって事か 援軍が来る前に決着させた方がいいな

街の兵士が動いてない所をみるとやはり連携は無いな 

妖鳥で西岸の戦艦を確認すると 島を囲んでいる部隊とは少し違う艦に見える

西岸の水兵達は銃を持ってないとの連絡が入る なるべく捕縛してほしいと付け足すが

キールスの海賊は殺戮の限りを行っているようで手が付けられないと連絡が来る

ヤバいのは黙らせてもいいとノームに伝えてもらう


キュールの戦艦2隻沈没、戦艦4隻を拿捕に成功 捕虜として600人捕縛と連絡を受ける

これで西岸は静かになるか 拿捕した戦艦3隻を無人にして放置、1隻に捕虜を乗せ曳航し

後方に下がらせてほしいと伝える キールスの海賊首領から放置してどこかに流れると困るから

錨を下して固定してもいいか?と問われたので海の掟を実行してもらう

武器や技術的な物も獲れるなら自由にしてくださいと首領に伝えるとすごく喜んでくれた

今度は島の方から連絡が有り8隻の戦艦が離脱して西に向かっていると報告有り


これは何らかの方法で連絡取り合ってる事が解かるが東岸に居るのはローテの戦艦群なので

お望み通り戦艦戦を楽しんでもらうかとなり ローテの大将に連絡を入れる

半日ほど過ぎた頃夕暮れだったが東岸沖では激しい砲撃の音が響き渡っている

ローテの戦艦は一斉射が好きみたいであっという間に魔力切れになったらしい

魔力弾VS鉄の弾の撃ち合いは軌道を曲げられる魔力弾と真横に動ける魔力操舵に軍配が上がったようで

キュールの8隻は海の藻屑に消えたと報告を受ける 捕虜も400人は救助できたらしい

こちらも同じく後方に集め合計1000人の捕虜は上官と一般に分けて尋問されることになるのだった

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