第165話 新しい魔王の話
カイ「話の中で魔王の情報が有りましたが?」
マーリン「南の氷の大陸近くに昔から魔王が住んでます
時々南方では交戦が有りますが獲物の所有権をめぐる争い程度で本国には
直接影響はありませんので放置してます」
カイ「それ、魔王なんですか?魔法が使える人では?」
ケイト「南方の民に聞いた所によると頭に角が有る熊の魔物が多いようで
家畜や野生の動物が襲われたりしてるようです 貴殿方の使う魔法を駆使して攻撃してきます」
カイはローテに確認するよう頼むが南方には行ってないと返答が来た
こりゃまた調査の範囲が広がったなと思いながらも攻めて来ないなら問題ないかとして注意案件に留めた
そろそろマーリン達を返さないと不味そうなので一端お帰りいただく事にして
妖鳥の監視をつけるついでに翻訳付きの書簡をマーリンに渡し
この島がスメシア国の所有地で有ることを記した
公的交流も視野に入れ友好の証の文面も添えお土産として、金塊を渡し様子を見ることにした
マーリン達は竜やカイ達に見送られながら4日ぶりに艦隊へ戻る
上官に報告した内容はアルトに伝わったが
内容が信じられなかった為 大将自ら島にいくことになる
妖鳥で概ね把握できたカイ達は対処の為大宴会の準備を急がせる
南方の大陸にはローテの軍艦隊にルカとチセを同行させ位置登録させる事にする
1日過ぎた頃
マーリン案内でアルト以下14名が島に上陸した 最初と同じく奥地まで進ませてから歓待する
今回は身なりを整えた衛兵隊に加え竜騎士隊と燐服、凛服も揃えて歓待する
上陸したのは15人に対してこちらは500人を越えている 数では勝てないと悟らせる
今回国王は不在だがこの地の領主となったグランが対応する 補佐をセシル
凛服の長にメイがやってきた 面子はぬかりない布陣となっている
気分上々でテーブルに付かせ
マーリンが持ち帰った情報の擦り合わせをしてくるが当日のまま答えマーリンの信用度を上げる
グランはアルトに魔王はゆくゆくどう扱うのか聞くと何もしてこないなら放置するとの答えだった
貴殿方の国の代表者は居るのか問うと皇帝陛下と呼ばれる存在が居るとの事で
是非挨拶したいと申し出たが断られた 軍事に関する事は軍部に一任し
他国と戦争になったとしても責任を問われる事はない
外交も同じく現場の判断に委ねられている
皇帝陛下は国を動かす力は無いがこの国が国として機能する限り皇帝陛下の血族が代々皇帝を継ぐ
大陸全土を統一するまでは皇帝制度は無かったが統一されてから皇帝制度は誕生した
遥か昔の話である
外交管理は海軍
内政管理は陸軍
といった感じで分かれているが年4回の会合で
擦り合わせを行い方向制を決めているがここ数百年は平和に暮らせている と
メイから報告が有った
カイはじゃ放置でいいわと返信し仲良く交流しましょうみたいな返答をしてもらう
魔法の情報を聞かれたら留学生の話をしておいて欲しいとも付け加えた




