第164話 コンタクト
グランから報告
海上を周遊する艦有り、数にして数十が島を取り囲んでいる 接近はせず監視されてる模様
キュール国 海軍艦隊 大将
突如建物が立ちどこかの国の旗が立っている 監視していたのに何故突然建物が有るのか解らず
監視するしか無かった 国有しているわけではなく
自国以外にも大陸が有り国が有ることは知っているが他国との交流は無く
時々氷の大陸に現れる竜を警戒している程度だった
先日、警戒海域にて他国の戦艦群を発見
コンタクトを試みたが反応は無くいつの間にか消えていた
突如現れ突如消えた船団が気になり洋上での最短にあるこの島まで警戒海域を広げていた
海洋艦隊は有るが航空戦力は開発しておらず空を飛び回る竜は脅威でしか無かった
アルトは部下に命じる「あの島に上陸し情報を集めよ」
先遣隊に選ばれた水兵長のマーリンはすぐ行動に出る
マーリン以下8名は上陸用の艦艇に乗り島に向け出発する
動力を持つ艦艇は早くすぐに海岸に着いた 艦艇を岩場にロープを繋ぎ固定し2人残し7人は上陸する
警戒しながら集落の方に向かうが人気が無い建物を改めるも人の気配は無い
妙に思いながらも奥に進んでしまい 旗の立つ搭の前まできた時 住民に出会う
マーリンは異国の男に目が点になる 異国の男は猛々しく顔は髭に覆われている
上半身は裸で軍服のようなズボンを掃いている足元はブーツで
流れ着いた軍人のような感じがした 腰の剣に手をかけたまま問うが言葉が通じなかった
沈黙のまま時間が過ぎる
マーリンに着いていた部下が地面の砂に絵を描く
グランは絵を見て「スメシアから来た」と答え どの辺りから来たのかを絵に加える
マーリン達はスメシアが遥か東方の国だと判明しどのようにしてここまで来たのかと絵で問う
しびれを切らしたグランは黒の部下を呼び翻訳!で言葉が通じるようになる
魔法に驚くマーリン達
マーリン「魔法って何?」
セシル「スメシアでは使えないと生きて行けない」
グラン「色々便利な能力だ」
ケイト「魔王とか魔族が使う技ですか?」
セシル「スメシアでは誰でも使えるし猿でも使える」
マーリン「目に見える物ならどんな魔法が?」
グランは少し考えて、海に向け炎弾を1つ放つ"ファイアボール!" ひらりと飛んで海に消える
グラン「鍛練により発現する属性は個人により変わるので現れた属性により職業も異なるんだ
ハズレ属性だとまともな職にも就けないが王様はそれでも何か探してくれるんだ」
マーリン「王様が居るのだな」
ケイト「我々はここから西方の地より来た者だ、この島は我々の休憩拠点として
利用しようと考えていたのだがスメシア国の所有だったとは今日初めて知った」
グラン「我々も10日ほど前にこの地を発見し所有させてもらった」
マーリン「10日ほどでこれだけの設備を!」
グラン「建物は2日で建てたと思う、我々は初日から配備された」
セシル「スメシア国は魔族も竜族も友好関係を築いているので空を飛んでこの地にやってきた」
マーリン「空を、飛んで、だと」
グラン「魔法でも飛んで来れるが」
ケイト「魔法で飛ぶ?」
セシル「少々待たれよ 王様を呼ぶから」
カイ以下凛服16人が突如現れる 緑でスメシアにも行って貰ったり
エルフの街で豪遊してもらう 島に戻りグラン達も伏兵2人も交えて大宴会を敢行する
竜族は酒も好きだったので沢山島にやってくる先遣隊を酒漬けにして楽しんでもらったり
ラスの餌食にしたりして思い出作りに貢献した
島に向かったまま連絡もなく3日過ぎる キュール国艦隊は待つしか無かった
島を監視していた水兵から耳を疑う報告が入る
島の周囲に竜が飛び交っていて、時々島に降りたりしている
大将はイラついていたが待つしか無かった




