第150話 人魔会議
城壁内部の旧人魔共栄圏
城壁内に来たのは女豹のクレア 焦土だった土地は
緑が復活し作物も実る場所になっていた
向こうからはこのような場所に見えなかったのになぜ?とクレアは思っていた
すぐ種明かししてくれた
カイ「結界魔法で視覚の制御をしてました」
クレア「結界魔法とな?」
カイ「緑魔法の擬装です 外部には以前の風景のままを見せ欺く魔法です」
クレアは目の前に並ぶ食事や果物に目を奪われる
クレア「食べてもよいのか?」
カイ「では食べながら歓談しましょうか」
クレアはこれまでの経緯をカイに再度説明する
説明は魔王サイドに片寄ったものではなく客観的視点でルーデン側の事も詳細に話してくれた
カイ「クレアさんのような方ばかりではないのでしょう?
人族は食べ物をくれるものと思っている魔族も居るのでは?」
腹一杯食べたクレアに魔力が戻っている事にダリアは気づきカイに伝える
カイ「食事をすると魔力が戻るのですね」
クレア「エネルギー原がいつからか食事になりました」
カイ「あなた方の食事に対する対価は何だったのですか?」
クレア「生活を脅かさず魔物の発生を抑える任を受けてました
兵士達は畑を荒らす魔物や人族には害悪な鬼の討伐をしてました」
鬼って何?キレンデルさんの事かな・・まぁいいか
カイ「それではなぜあの戦士は人族に刃を振るったのでしょうか?」
クレア「知能が低く言葉の理解力もなかったのでバカにされた事に動揺してしまい
自分を抑えられなくなったと言っておりました」
カイ「そんな理由だったのですね 距離感が近くなりすぎたのかもしれませんね 共栄圏は失敗ですね」
クレア「失敗ですか、」
カイ「魔族は力がある種族です人族などすぐ握り潰せてしまう脅威を保ったまま
接していれば人族も魔族をバカにする無謀な行為など思い付かなかったと思いますよ」
クレア「そのような考え方が」
カイ「今一度チャンスを与えます この城壁を境に食事を提供しますが対価として
貴女方の保有する知識をルーデン人に提供して下さい
魔物討伐は貴女方から学んだ冒険者が担います 窮屈かと思いますが 暫く試して下さい
不満が出るようで有ればまた手紙でも送って下さい
こちらには東の魔王領を殲滅した部隊を置いて帰ります
無謀にも戦いを挑んでも貴女方では勝てません 食事の提供は今までの量ではありません
対価に合わせてその分量を計り提供いたします」
クレア「わかりました 妥協案という事ですね」
カイ「女豹もいいなぁ、ペットにできるかなぁ」
ダリア「魔族ペットにして何させるつもり!」
ジェルに具体的な配給量を伝え対価に対しても貰える物は何でもいいと伝える
魔族の全容を明らかにせよ 早急にルーデン人の兵士化を進めよと命をだした




