第147話 ルーデンの再生 Ⅱ
人魔共栄火圏を越えた場所まで城壁が完成する
魔族側に動きは無いが小人の魔族がたくさんこちらを見ていると報告が入る
たくさんとはどれ位の数か
調べてもらう事にすると100万位は居ると解る
海上からの索敵で判明した数と違うな その小さいのが魔族って事なのか?
村長の見せてくれた絵と違うなと思いこの事を聞きに行くと
そいつ達は魔族の兵隊でこの絵の蜥蜴が四天王の一人 と教えてくれた
四天王、強いんだろうが文明は東の魔王のほうが上のようだな
こちらは純正魔族で東は混成魔族かな対峙してないからどうとも言えないが
ルーデンには魔法が無いから冒険者は居ないな
ルーデン領民の魔法発現が確認されたら行動開始とするか
それまでカイ達も復興に協力し この地の特性や調査をしてまわる事になる
子供達にも会いたかったのでジェシカが凛服と合わせて
連れてきてくれたり、送ったりしてくれた
カイの隊は人魔共栄圏まで移動し観察する
小さい魔族の数の多さは厄介だなと思い何か策は無いかと考える
ここに城壁を作られた魔族はどう思ってるのだろうか 人族報復と捉えてるなら好都合だが
まだ共存を考えてるなら虫のいい話だな力技で来たのだからこちらも力で返すのみ
一緒に連れてきたルーデン人があそこが魔都だと教えてくれる
どこかでみた建物だと思ったら魔王城ってやつか東にも同じのがあったな
城壁の向こうに人族を見つけてしまうイーデルは急いで外に出てしまった
カイ達は戦闘体制を取る
イーデル「話を聞け人族よ」カイ達は言葉が通じないと思い翻訳を自分達に使う
イーデル「話を聞け人族よ」
カイ「人に頼むときは、話を聞いて下さいと言う」
イーデル「話を聞いて下さい」
こいつは火を吹く蜥蜴だなとわかる ルーデン人は怯えている
イーデル「食料が欲しい持ってこい」
カイ「ちがう、"食料が欲しいのです宜しければ頂けませんでしょうか?"だ」
イーデル「食料が欲しいのです宜しければ頂けませんか」
カイ「あなたでしょう?この地を焼き払ったのは」
イーデル「そうだ」
カイ「なら見たら解るでしょ?食料なんて無いのが」
イーデル「そうだな」
カイ「そうならないように共存してたのでは?」
「何で焼き払ったんですか?バカなんですか?」
イーデル「そうだな」
奥から強そうな女豹の魔族が出てくる
クレア「人族様 申し訳ありません 蜥蜴は知能が低く会話等できませんので
私が代わりにお話させていただきます」カイ「そうなんですか」
カイ「我々は東の大陸からルーデンの再生をするために来ましたスメシア国王カイスメシアです」
クレア「東の大陸からこちらの復興の為に?」
カイ「人族の同胞として魔族の蛮行は許せません」
クレア「確かに蛮行でしたね 止めることもできずに申し訳ありませんでした」
カイ「先ほどの方は食料を下さいと言ってましたが人族の食料を魔族も食べるのですか?
魔素だけでは足りないのですか?」
クレア「恥ずかしながら長年の間人族と共存してましたので人族の食料を食しているうちに
魔力が退化してしまい食料が無いと生きて行くこともできなくなりました
必要以上の魔力を使わず過ごした結果本能的な魔法以外は使えなくなりました」
カイ「そうなんですね ではなぜこのような蛮行に?自分の首締めるようなまねを?」
クレア「些細な行き違いが発端でこのバカが逆上し焼き払ってしまったのです」
カイ「では極刑をもって償うしかないですね
ルーデンの大半は消滅してるわけですからバカの蜥蜴が生きてるのはおかしい
庇う必要など無いはずです」イーデル「我悪くない」と言い魔力が籠る気配が
カイ達は瞬時に警戒しイーデルに向く
クレア「お、お待ち下さ
イーデルが炎を吐く
カイは飛び出し炎を吐く首を一刀の元に切り落とす
クレアは驚きイーデルを抱きあげてカイ達に謝り続けていた
カイ「魔族は害悪です おとなしく死んで下さいこの城壁から南には来ないで下さい
もし越えた場合はそれ相応の対処になります 我々は東の魔族を滅ぼしました
あなた方もそうならないようお願いします」




