第141話 魔王さん達 Ⅰ
カカトミ魔王♀「東の同胞達が消えたようじゃ」
側近♀「何年か前に東の魔王が消されてから勢力が弱まっていたようです」
側近♀「様子を見てまいりましょうか?」
側近♂「我が様子を見てまいる」
魔王「ポータルも消えておるのに走って行くつもりか?」
イーデル「ルーデンの船を貸してもらうか」
魔王「ほう 人族の船を操作できると?」
アレキス「手配してみましょうか?」
魔王「無理だと思うが・・・」
クレア「無理でしょうね・・・」
イーデル「運んでもらうのはどうだろうか?」
魔王「お前が無茶ばかりするからルーデン国はもう無いではないか」
クレア「人族の漁民?が船を持ってると聞いたが乗れぬのか?」
イーデル「明日にでも見てまいる」
アレキス「国は失ったが人族は静かに暮らしている 脅かす真似はしないでください」
イーデル「わかった」
イーデル「そこの人族よ 話を聞け」
人族「ま、まぞくだー! 逃げろー!」
イーデル「あ、・・・」
イーデル「話は聞けなかった」
魔王「お前が無茶をしなければ仲良くできていたのに」
アレキス「ルーデン王まで殺してしまうとは 王も無念だったろう」
イーデル「船を見つけたが乗れそうにない位小さかった」
クレア「人族の船が大きかったら怖いだろう?」
イーデル「クレアは知ってて我に行かせたのか?」
アレキス「お前のバカな所が解かっただろう?もう魚も食えないんだぞ!」
魔王「人族からの食料供給が無くなると我らは生きて行けぬ」
アレキス「食糧庫の残が1年分となりました」
クレア「人族は瘴気を嫌う 作物も瘴気が有るところでは育たぬ」
魔王「人魔共栄圏に残っていた作物畑もこやつが焼き払ってしまった」
イーデル「我悪くない」
アレキス「泳いで行くしかあるまいよ」
イーデル「泳ぐとは?」
魔王「海の上を走るのはどうじゃ?」
イーデル「走れるのか?」
クレア「ポータルさえ残っておればのう」
イーデル「あの海に浮かんでる大きな箱は何?」
クレア「船なのか?」
アレキス「船に見えなくもないが」
魔王「東の人族が操る船かもしれぬ 警戒を密にせよ!」




