第124話 10日後
カイは目覚めたが動けない背中痒い
見える範囲を確認するが誰も居ない
ここは? ケートの屋敷か、蘇生されたのか、
ホントヌカッタわ 知ってたのに 魔物ではなく
魔族と戦ってたのに 悔しいとしか言えない
左手は動くようだ 自分の顔を触る
顔の右側に火傷があるが問題ないだろう
右の肩口からへその所まで一筋の傷と右腕が
傷のあたりから全く感覚がない 吹き飛んだのかな
こりゃ死んでたな よく蘇生してくれた物だ
溶けずに残ったのは魔王が居ないから威力は
小さかったのか神官加護のおかげだな
俺の後ろはどうなったのか聞くのが怖いな
魔法斬撃とは人族の魔法使うんだな 月影も同じ様に
障壁無しで突っ込んだ可能性あるな
何系魔法だろうか 火傷してるから火炎系か
人族に負けてから更に研究したのかもな
ダリア達は居なかったはず生きてて欲しいが、
マリーが直してくれたのかな、ナナミかな
ナナ「感謝しろ バカ弟!」
(キュッキュッ何かを書いている)
"ナナぁー 声が出ないな おかしいな"
マリー「気がついた?良かった」
(キュッキュッ何かを書いている)
"マリー 抱きつきたい"
メラ「ムチャしたらダメだよ カイ」
(キュッキュッ何かを書いている)
"メラぁー 声出ないな どうしたのかな"
ナナミ"暫く声出せませんよ 喉に裂傷あったから"
"ナナミちゅーしてー" "しょうがないなー"
"ほんと心配したんだからね!"
"ダリアは生きてる?"
"お帰りなさい 私たち着いて行けなくてごめんなさい"
"ルカー""..." "チセー""王様ー" "メイー""良かったです"
"ヨーコごめんね"
"あんたの母と姉さん達、凛服ちゃん達はすごいわ"
"ジェシカごめんね"
"お帰りなさい" ”ちゅーほしー”
"ケートごめんね"
"お帰り~ 何か要るものある?" ”ちゅーほしー”
全員が顔見に来てくれたが泣きながら出ていくし
そんなに酷いんかな 足が無いとか?
視線を必死で下に向けたら足は着いてるようだった
もしかしてあれが無くなってるとか??
今後に大きく影響してしまう!
"ナナミー?" "なーに?"
"僕の状態って見て泣くような感じなの?"
"泣く?多分笑い堪えてると思うよ"
"笑い?" "鏡持っていくね"
カイが見たものは凄惨な落書きの数々
来た者が全員何か書き残して帰っているらしい
それを見に来て笑いを堪え外に出てから大笑いする遊びが流行っていたらしい
まー包帯巻かれて動けないから仕方ない
遊ばせてやるか
ナナミを見てたらあれが反応した感覚が有り健在とわかり安堵する
オスレイの凛服で亡くなったのは新規で採用した子達でまだ若かった
凛服は戦士として覚悟はしているが早すぎる死に親たちは憔悴しているとの事だった
コヨリには恨まれてるかもしれないな
"ナナミー コヨリ何か書いてる?"
"コヨリは16に成りました 早く嫁にして!だって"
恨まれてないのかよかった
"ダリアー?" "どうしたの?" "顔見せてよ?"
"用事が済んだら戻るね" "何の用事?浮気?"
"ちがっ 浮気とかしないよ!"
"早く帰ってきてよ 会いたい" "すぐ帰る まってて?"
ダリアは泣きすぎたのか目が赤い 寝てないのか?
"ちゅーしよ?" "ここじゃいやだよ"
"ナナミはしてくれたけど?" "しょうがないなー"




