第115話 2人の元王様
カイ達が目論んだ通り 2人の元王様は
凛服の特殊部隊により骨抜きになっていた
お目当ての凛服が牢獄の前を通るだけで格子にかじりつき
名前を呼ぶようになる 「ラス様ぁー!」
彼らの女王様となったのは16歳になったラスだった
ラスの言うことは絶対服従 ラスの言いなりにできるまでに育てていた
ラスの恋愛対象は女性なのでジジイと身体を通じる事は無かったが
あっちのテクニックはここに来る前から絶品だったようで仲間の凛服からも一目置かれていた
知らないコヨリはいつも餌食になっていた
凛服になる時に前情報でナラからも聞いていたので
女性専用の刺客として育てる事に決め普段から趣味を極めるように指示をして
少々問題を起こしても容認していた 他の16歳に比べれば発育しているラス
戦闘はダメダメだった分 そっちに注力していた
ご褒美が欲しいジジイ2人に書簡を書かせる
自分たちは元気に暮らしているので奪還しようとせず
新しい暮らしを満喫して欲しい
スメシア王にはなるべく服従して欲しい
ヨツトネとミツトネの新たに就任した領主に送った
人質の値打ちが有るかどうかは不明だが使えるうちに使わないと
ジジイ達は充実していたので少し若返って見えていた
比較するとうちの父は孫のお守りで歳より老けてみえた
孫が一気に5人になったのだから無理はない
毎日孫はやってくる 子守りもするし才能も磨く
幼いうちに才能を見付け磨けば我が子達のように強くなれるという実績もあった
カイの家族はケートが動けないのでケート領に新しく家を作り
そこでは嫁3人と嫁予定の凛服が暮らすどの子にも同じように接するカイは器用だった
カイはちょっと閃いた事があるがどう実現できるか思考中だった
これは男にしかわからんと思い
ニール、ケージ、レイル、フサチカ、トール、キールをニール領の屋敷に集める
嫁たちやナナ、凛服達は何が始まるのか興味しんしんだったが立入禁止にした
内容は国内の女性を対象にした美人コンテスト
国一番の美人 かわいい 魅力的 最強戦士 部門に分けコンテストをして
優勝者には豪華賞品を与える
ただ一人を決めるのではなく3人1組のチーム戦で
チームの中から1人を選びその一人をチームで輝かせ
優勝したらチーム全員に褒美を渡す 審査員は全国民で領ごとに集計する
参加者は各領を周り票を集め競わせる 1チーム3人は別部門への参加も可能だが
1人1部門とする 独身も既婚も年齢も関係なく参加可能とする
これが成功したら次は男部門もやってみる事になる
そして各領主から領民に発表されたのだった
生活面で祭事など今までなかったヨツトネミツトネは
この上なく盛り上がる 凛服、燐服、騎士、戦士、からも参加する
女性が多いので流行りの化粧品は品切れが多々あった
どんな田舎でも話題に上がり一攫千金を夢見ていた




