第110話 領主会議
首都ニールに有る新設された会議堂は会議する事のみを目的に作ったが
食事を提供する場所や特産品の研究をする研究室も建物内部に作り
国内外の研究員が働いている 食料に関する試験場や
新種の交配実験も行える場所も作っていた
ニールで一番大きな建物になっている
旧ヨツトネに習い役所にあたる場所も確保し住民の様々な手続きや
要望を聞く場所にもなっている 冒険者ギルドも併設し効率化を図る
主要建物の1つになっていた
毎月の月末に領主達が集まり各領の問題点や困り事を議題にし
全員で話し合う場所になっている 領主の側近には必ず緑を付けてある
旧ヨツトネの者達が初めてニールに来た時はそのあたりに放し飼いになっている
ナイトメアで気絶していたが魔法操作を覚えた近頃は触れるまでになっていた
各領主の中から毎回議長を選出し会議を進める形になっているので
不参加の場合は話に付いて行けなくなる 代理を出してでも必ず参加しないと困る事になる
欠席するような勇気のある領主は居ないのだが この会議にカイは出席しない
決定事項だけ後から報告すれば良い事になっているが 凛服の目が光っているので
妙な決定はできなかった 会議には騎士団、衛兵隊、農業相、魔法騎士の代表も
参加するので国全体の決定事項になる 1日で結論が出ない場合は翌月に持ち越される
凛服の目が光ってるので今のところ持ち越しはない
今月の議題はコヨリが持ってきた
統治の方は問題なく領民からも苦情は出てないが
ダクス、ダランでやっている学園のような施設は作らないのでしょうか?と
議案がでる 国が横長になったので中央辺りが良いと意見が出るが
主要な教師等は首都を生活圏にしている為 難しい問題ではないかという意見が出ていた
学園を作るとして何処が良いかとなる領地に余裕のあるケートが良いとなり
建設に関しては燐服に聞いて予算を出してもらう事に決まる
別意見として
ダクス、ダランの学園は6年間も就学するが国王案で既に再教育の期間20日で才能開花し
職業に就いている事実があるので学園までいらないのではないかとの意見も出る
学園に通う目的は何だろうかと一人が投げた 学園に通っていたケートは将来の仕事より
素敵な旦那様を見つける目的だったと素直に認め 学園不要と決定してしまう
学園に通ってみたかったコヨリは少し不機嫌になるのだった
この結果を聞いたカイはコヨリは彼氏が欲しいのだなと勘違いし
側近達にもっと触りに行ってやれと頼む 急に領主とかになったから寂しいのだと説明し
凛服達はすぐおさわり隊を結成コヨリの所へ向かわせたのだった




