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[スメシア戦記]-親のミスでこの世に生まれた男-  作者: 流鏑馬


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105/182

第105話 ナナミとデート

今日はケートの仕事ぶりを領主室で眺めて時々弄って遊んでいる

ソファーの隣にはイサが密着していてカイに珍しく甘えてくる

ソファーの向かいにはナナミが居て冷めた視線をカイに浴びせて茶を飲んでいる


まとわりつくイサを何とか振り切りナナミとデートに向かう

今日はケート領で水道工事の視察

元々ここは水の豊かな場所で湧き水の出る所が多くその水を家庭に取り込んで使っている

水路は街中に張り巡らされているが排水と混ざる事が増えていて

水下の家庭からは苦情が出ていたので排水用の水路を分ける工事を進めていた

排水は臭いも伴っていた ダクスの場合は地下に青魔法で土を固めた空洞を作り

海に流しているがスメシアは海が無いのでダクスの最北端に勝手に繋げて流す事にする

ケートからも下水を延長してダクスに勝手に流す計画で進めている 

これも燐服の仕事にしている


一通り視察も終わったのでケートの街で食事にする

相談事が多かったようでナナミのお喋りはとまらない

ほとんど話は聞かずにかわいいナナミの顔ばかり見ていると

「聞いてますか!」とか言われたりしている至福の時である 

カイがよくするのはナナミの顔を両手で挟んでほっぺをムニムニする事

すごく嫌がられるがやめられない 会話に困るとすぐこれをやるから嫌なんだろうと思う


屋敷に帰るまでは手を繋いで歩く 恋人繋ぎ

年齢相応なら若いカップルにしか見えない

ナナミの場合は行為は少なく抱き枕にして寝る事が多かったので不満を募らせるナナミだった

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