慰安旅行
『慰安旅行:海』
加羅・春花・雪花・有羽
春「加羅、着替えないの?」
加「……カナヅチ……だから」
雪「泳がなくても。……涼しくしたら?」
春「そうそう。だって、彼が……いないし。」
有「絶対、来ると思ってたよ?」
加「不思議だ。不気味なほどに……。」
雪「……覗いてたりして」
……[ガラッ]ドアや窓を……みんなが一斉に開けた。
「「「「はははははは……」」」」
春「彼は……どうして、来ないの?」
加「いや……。行かないとしか……。」
雪「……彼も、カナヅチ?」
有「刻は、中学のタイム負けたとか……言ってたよ?」
……沈黙。
加「水着……持ってきてない……から?」
……沈黙。
春「……ワンピースなら予備あるよ?」
雪「加羅は、ビキニよ!貸してあげる。」
加「……いや。恥ずかしいし……いいよ。」
春雪「「脱がせ!!」」
加「うわっ……待っ……?」
服を、脱がしていた二人の動きが……止まる。
春雪「「………」」
加「……どうかした?」
有「背中……すごいキスマーク……」
加「!!??!……違う……嘘だ!!」
春雪《だから、来なかったんだ……》
有「……見えないところ……熟知してるね?」
加「あ……あん……のやろ~~~」
雪「……加羅。絶対、男が寄ってこないから……」
春「彼、ここには……」
有「絶対、現れないね……」
……沈黙。
『慰安旅行:スキー』
加羅・春花・雪花・有羽・刻・玲・ヤマさん
……遭難。
春「ごめんね。私のせいで……加羅、大丈夫かな?」
ヤ「大丈夫。……俺は、嬉しいけど。」
雪「春花の運動音痴は、磨きがかかるよね。」
春「……う。」
玲「……雪花は、音痴。」
雪「……玲、何か?」
玲「いいえ。……動き回っても仕方ない。砂時計で、ここに……」
有「すごい!洞窟が出来た!」
刻「では、居場所が分かるように……雷で」
……木は落雷で、勢いよく燃える。
洞窟の中を、風で換気……。
割と快適に……時間は経過する。
幸せそうなのは、ヤマさんだけ。触り放題……。
加「……触るな!!」
ヤ「……ちっ。」
他《舌打ちした~~?》
加「ここは……?みんな、どうしたの?」
春「ごめんね。私がぶつかって、道を外れちゃったの。加羅、頭を打って……気絶したから。助けを呼んで……」
加「……うん。何で、ここに?」
玲「遭難したんだ……。」
加「……うん。起こしてくれたら……ほら。」
羅針は、帰る道を指し示す………。
他「「「あぁ!!」」」
ヤ「……ちッ」
……他《また、舌打ち~~!?》
加「お前か!……分かってて、黙ってたろ!!」
ヤ「足りない……。」
加「は?」
ヤ「もっと、いちゃいちゃしたい。」
加「触るな~~」
他「「「帰りたい……。」」




