部活に入る
次の日。
神崎「おはよう」
っとまさか登校中に出会った。
高森「おはよう。神崎さん」
そう返すと。神崎さんは少し困った顔で。
神崎「昨日はごめんね。色々と混乱させて」
と神崎は苦笑いで話を返してきた。
僕は困った顔推しつつ。
高森「大丈夫ですよ。驚きはしましたが、昨日色々と謎が解けましたので」
そう彼女へ話すと。彼女は笑いながら。
神崎「ありがとう。改めてこれからもよろしくね!高森君!」
っと言われ照れそうになるのを必死に隠していると。
神崎「これからは那由多君って呼ぶね!私のことも衣沙希で良いわよ。」
笑いながら彼女に言われたけど、今まで女の人を名前で呼び捨てをする事が無かった俺にはハードルが高かった。
高森「すいません。今まで女の人の名前を呼び捨てした事が無かったので、衣紗希さんでも良いですか?」
渋々そう言うと。
神崎「勿論よ。那由多君!」
そう笑顔で言ってくれて俺は内心ほっとした。
神崎「昨日の事は絶対に秘密だから!」
っときつめの表情で言い。
高森「分かった。誰にも言わない。」
そう言った。そんな話をしていると学校へ着いた。
学校へ着くと、お互いにそわそわそして席へ着くと前の席の谷山さんに。
谷山「どうしたの?二人とも?なんかあった?」
っと言われ焦りつつ。
高森「何もないよ。ハハハ。」
で誤魔化しし笑いをした。谷川さんは神崎さんに向けて。
谷川「イサちゃん部活動決めた?」
そう言うと神崎さんは。
神崎「うん。もう決まっているよ。」
笑顔でそう返した。そして谷川さんは慌てた表情で。
谷川「あーそうだよね。ごめんね。聞いて」
そのやり取りを見てた俺は神崎さんが何の部活に入るのかものすごく気になった。
高森「何の部活に入るの?」
っと興味津々で聞くと、神崎さんは困った顔で。
神崎「ごめんね。お願いがあるのだけど。」
そう困った顔で言った。
高森「何?」
神崎「一緒の部活に入って欲しいんだ。」
っと言われ一瞬困ったけど。
高森「分かった。それで何部に入るの?」
っと改めて聞いた。
神崎「放課後一緒に着いて来てくれる?」
そう言われ。
高森「わかったよ。」
っと素直に返事を返した。
そして放課後。
神崎「じゃつ行こうかっ!」
突然言われびっくりしながらもうなずいた。
彼女跡をついていきながら部活棟へ向かい以外な部室に着いた。
神崎「ここよ。」
高森「えっ?」
っと思わず声が出てしまった。予想外の部活だったから。
神崎「ここが入部する新オカルト怪奇研究部よ。」
俺は唖然としたが、とりあえず彼女と一緒に部室へ入った。
神崎・高森「失礼します。」
そう言って部室に入るとそこには見知った顔の人がいた。
谷川「やっほー!ようこそ新オカルト怪奇研究部へ。」
?「歓迎するよ。神崎さんに高森くん。」
そう話したのは、神崎さんの席の前の白縫君だった。
神崎「こんにちは。これから宜しくね。」
神崎さんは堂々と言ったけど、俺はおどおどしながら。
高森「はっ初めまして宜しくお願いします!」
そう言うと谷山さんと白縫君は笑いながら。
谷川・白縫「こちらこそ宜しくね。」
笑顔で言ってくれて安心した。安心してると神崎さんが。
神崎「そういえばお二人だけですか?」
神崎がそう言うと。
谷川「あー今は勧誘に行ってるよ。」
谷川さんがそう言い。
高森「部員って何人いるの?」
っと言うと。
白縫「2年生の先輩が2人だよ。」
俺は首を傾げて。
高森「3年の先輩はいないんだね。」
そう答えると谷山さんが苦笑いで。
谷川「あーまぁー色々とあってね。部長が来たら教えるね。」
何かはぐらかされたけど続けて。
高森「そう言えば部長さんは?」
俺がそう言うと食い気味に。
神崎・谷川・白縫「もう少しで来るからちょっと待って」
っと三人同時に言われ動揺してると部室のドアが開き。
?「すまぬ。待たせてしまったな。」
?「大変遅くなって申し訳ない。」
そう言って奇麗なお嬢様のような人と。真面目で堅実な男の人が部室へ入ってきた。
?「初めまして私は新オカルト怪奇研究部の部長鬼永 怜佳だ。よろしく!」
っと部長が自己紹介すると。
?「僕は副部長の倉塚 元治です。以後よろしくお願いします。」
そして俺たち一年生の紹介が始まった。
神崎「神崎衣紗希です。不束ですが宜しくお願いします。」
高森「高森那由多です分からない事だらけですが宜しくお願いします。」
谷川「谷川 雫です。色々とよろしくです!」
白縫「白縫 勝士です。今後ともよろしくお願いいたします。」
こうして挨拶が終わると部長が。
鬼永「うむ。よく来てくれた。入部を歓迎するぞ!」
っと凄く喜んで言ったあと。
鬼永「待ってましたと衣紗希お嬢様。」
そう言った。僕は何故部長が神崎さんの事をお嬢様と呼んだのか不思議に思い震えた声で。
高森「部長は神崎さんとはお知合いですか?」
っと聞くと部長は呆れた顔で。
鬼永「なんじゃお嬢言って無いのか?」
そう神崎さん言うと、神崎さんは。
神崎「ごめんね。言ったら来てもらえないと思って言って無かったんだ。」
神崎さんは手を合わせ申し訳なさそうに言うと。
鬼永「はぁ~しょうがない今ここで言ってしまえ。」
っと部長が言うと神崎さんが。
神崎「ごめんね。ここまで内緒にして。実はここにいるのは皆私の事を知っているあっちの人たちなの。」
っと言われ頭がついていけずパニックの中俺は神崎さん以外の皆に。
高森「本当に知ってたの?」
っと改めて聞くと神崎さん以外の皆は頷いた。
こうして驚きの連続から部活動が始まった。