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出会いと色々と

世の皆は「青春」っと聞き何を思い浮かべるだろう。

例えば、友人と汗を流したり買い物に行ったり、彼女を作りデートをしたり

そう、俺「高森那由太たかもりなゆた」もそんな青春を思い浮かべながら高校生へ進学した。っが皆んなが思う青春は1日で終わりを告げた。

入学式も無事に終わり最初のホームルームが始まった。

元前「担任の元前一もとまえはじめだ。一年間よろしく」

ちょっと強面の先生だが、大丈夫だと安心したと同時に、改めてクラスを見ると皆んなイケメンや美少女ばかりだ。容姿に自信が無い俺だけど、何とかなると思いその後を過ごそうと思った。

そして次に委員会決めが始まった。

元前「えーこれから委員会を決める。」

担任が優秀なのかスムーズに委員会が決まった。俺は美化委員になった。そして担任が

元前「この学校は部活は強制だ。無理な理由が無い限り入る事。以上」

これを聞いて俺は

高森「マジかーーー」

っと頭を抱えた。すると隣の席の神崎さんから

神崎「っふ。そんなに嫌の?」

っと笑われて話しかけられた。自分の事を知らない高校へ進学した俺は少し驚きながら

高森「いやー俺部活に興味がなくて」

そう答えると。彼女は笑いながら

神崎「ふふっ。面白い部活もあるかもよ?」

そんなのあるのか?っと疑問を持ち頷いた

ホームルームの最後に席替えが始まり、窓際1番後ろはじから2番目の席をゲットした。そして左隣は見事に神崎さんだった

神崎「また隣だね。1年間よろしく。」

っと笑顔で言われ

高森「よっよろしくお願いします。」

彼女の眩い笑顔で緊張したが、何とか声を出せた

ホームルームが終わり、すぐ部活勧誘が始まった。どうやらこの学校は、部の代表数名が格クラスに行って勧誘するシステムだそうだ。それが終わるとお昼になった

学校は、入学式もあり午前授業だっから今日は下校になるけど、せっかくだから色々な教室を見て帰ろうっと思った。この判断が後の学校生活だけでは無く人生にも大きな判断になった

色々と教室を見ていたいけどものの見事に開いてない

高森「まぁーそうだよね。普通開いてないかー」

そうガッカリして最後に科学室のドアに手をあてると

高森「あれ?開いてる?」

何故か鍵が開いて、ドア開けると

高森「えっ?」

そこに見知った人がいた。そう神崎さんだ

神崎さんは後ろに手をやり、動揺し困った顔で

神崎「えっ?何?何でいるの?」

っと焦りながらの彼女に対し

高森「いやー入学して気分が上がったから色々と教室を見て回ってたんだ。」

っと返事を返すと

神崎「ふーん。そうなんだ」

あれ?なんかおかしい。そう思っていると神崎さんの後ろから水が垂れる音がした。

高森「神崎さん後ろ何か水の音しない?」

そう神崎さんに尋ねると

神崎「そう?気のせいじゃ無い?」

その返答に疑問を持ち神崎さんを見ると何かを後ろで隠しているようだった。そして音がしたとこを見ると

神崎「あっ駄目っ!!」

っと神崎さんが言い俺は

高森「えっ?何これ?」

怯えた声で言った。だってそれは真っ赤な液体だったから。咄嗟に俺は

高森「大丈夫?何処か怪我したの?保健室行く?」

焦りつつ問うと

神崎「ダイジョウブ。ナンデモナイヨ」

カタコトな神崎さんを見て何か手に持ってるのがわかった

高森「これ何?」

そう言って神崎さんに尋ねると観念したように話してくれた

神崎「はぁ〜〜〜まさか学校初日でバレるとは思わなかったよ。誰も来いと思ったのに」

そう少し怒りと呆れが混じった感情で話した

そして俺が何かする隙も無く神崎さんが俺の首元を噛んだ。

ほんの数秒で神崎さんは口を首元からどけると

神崎「ばれちゃ仕方ないね。そう私は吸血鬼だよ。」

恐怖で全身が動かない俺の体の上で神崎さんはそう言った

高森「マジですか?」

と尋ねると

神崎「マジだよ?さっき君の血を吸ったでしょ?」

っと疑問に思いつつ言った

高森「じゃーさっき隠していた物と、水が垂れる音は?」

そう自分が恐怖で顔面蒼白で聞くと

神崎「血液パック!!」

っとドヤ顔で答えられた。

高森「色々とついていけず、聞きたいんだが」

っと俺が質問したが、神崎さんは困った顔で

神崎「ごむんね。今は何も答えられないんだ」

っと言われた。しかし重要な事は聞きたかった

高森「さっき俺神崎さんに血吸われたけど、俺大丈夫なのか?」

俺は困りつつ必死に聞いた

神崎「あーそれも今度話すね。」

そう笑顔でかわされた

高森「今度っていつ?」

顔面蒼白のまま神崎さんに尋ねると

神崎「んー明日の放課後かな?」

俺は本当は今すぐでも聞きたいけど、神崎さんの表情を見て明日の放課後まで待つ事を決めた

高森「わかった。明日の放課後お願い」

っと言ってその日はその場で別れた。

その後は何も考えられず家に帰り、急いで2階の自分の部屋へ行き布団に潜り込んだ、夕飯も喉を通らず、今日あった出来事が頭から離れずなかなか寝付けなかった

そして次の日。朝起きると身体の以上に気がついた。いつもより目がよく見え、耳もよく聞こえ、母が作っているであろう食事の匂いもよく分かる。不安だけしない状態で学校に行った

席に着くと引き出しに紙が入ってた。内容は「今日の放課後また科学室で。 神崎」っと神崎さんからの手紙だった

そして放課後。科学室へ向かうと神崎が待っていた

高森「あのー」

っと言いかけると神崎さんが

神崎「待って聞きたい事は分かってる。まずは私の話を聞いて?」

っと言われ、頷いた

神崎「今日目が覚めてから身体に異変ない?視野が広まったとか、耳がよく聞こえたたり、臭いがよく分かるとか?」

そう彼女に言われて、はっとした。どれも当てはまる事だ。更に頷くと

神崎「それは私が貴方の血を吸ったからそれが血を吸った効果よ。」

他には無いのかっと疑問に思ったので聞いてみた

高森「他には無いのか?俺は大丈夫なのか?」

っと神崎さんに聞いたら、少し困った顔で

神崎「大丈夫よ。特に問題ないわ。」

っと言われ安心した。ほっとしていたら、神崎が困った顔で

神崎「ちょっと申し訳ないんだけど、来てもらいたいの。」

っと言われ、少し困った顔で

高森「わかった。何処に行くの?」

っと尋ねると

神崎「私の故郷です。」

まさかの行き先に唖然としつつ

高森「わかった。行くよ」

っと言うと、神崎さんはほっとした様子で

神崎「ありがとう。」

っと言われた。俺は

高森「でも故郷って外国か?行くの大変ではないか?」

っと神妙な顔で聞くと

神崎「大丈夫。直ぐ近くの裏山です。」

そうこの近くには誰も近づかない裏山があるのだ。まさかそこだとは

高森「そうか。いつ行くんだ?」

っと聞くと

神崎「出来ればこの後直ぐに」

っと言われ

高森「わかった。今らから行こう。」

っと言い、科学室を出て神崎さんの故郷へ向かった

裏山まで向かう道中お互いに会話なく気まずいまま裏山に着いた

初めて来たけど、とても不気味で今直ぐに逃げ出したくなる雰囲気だったけど、隣にいる神崎さんの表情は普段と変わらないので、少し不安が取り除いてじっとしてると

神崎「こっちですよ。」

っと裏山の階段の方へ向かい。階段を上り1番上まで行くと

高森「マジでっ?」

思わず声が出た。そこには祠があった

高森「んーっで。何処から行くんだ?」

そう言うと

神崎「っあ少し待って。」

っと言うと、神崎さんが祠に向かって手を合わせ

神崎「無事帰宅しました。」

そう言うと、祠が光あっという間に別の場所に着いた

高森「ここは何処だ?」

何か雰囲気が江戸時代のような場所だ。家も現代風ではなく、ひと昔のような感じだった。

そして俺が困惑してると

神崎「こちらです。」

っと何処かに案内するように手招きした

彼女の背を追うように歩いているとある事に気がついた

高森「結構ヴァンパイアっているんだね。」

そう言った瞬間。神崎さんは焦った様に振り向き、何かを言おうとしたが、それより先に近くにいた住人が血相を抱え俺の胸ぐらを強く掴み

住人「今何って言った?ああんっっ!!」

住人の顔は見る見る強張り

住人「ヴァンパイアだって?一緒にするなっ!!俺たちは」

っと言い続けようとする時

神崎「待って」

そう神崎さんが住人のてを掴んで

神崎「ごめんなさい。この人今日初めてくるの。」

そう神崎さんが住人に向かって言うと

住人「あんたは皇長(おうちょう)の」

そう住人がいい掴んだ手を離すと

住人「新参者にはキチンと教育してから連れて来いっ!!」

そう言って去って行った

それから少し離れた路地裏で神崎さんから説明があった

神崎「いい!?ここではヴァンパイアは禁句よっ!!他の場所でも絶対に言わないでっ!!」

彼女はけんまく表情でそう言い続けた

神崎「あのね、ここに住むのは吸血鬼。ヴァンパイアでは無いの。」

俺は不思議そうな顔をして

高森「何がどう違うんだ?」

っと言うと

神崎「簡単に言うと住んでる場所。吸血鬼は日本にしかいなくて、ヴァンパイアは西の方に生息している事なの。そして吸血鬼とヴァンパイアの最大の違いは、朝日の下を歩けるかどうかよ。」

俺は驚きを隠せない中彼女は

神崎「吸血鬼も元々はヴァンパイアと同じで朝日の下を歩けなかったの。でも遥か昔遠い御先祖がこの地に来て色々と苦労してやっとの思いで朝日の下歩ける様になったんだ。」

俺が首を傾げて

高森「何で重要なところがわからないの?あとそこまでして朝日の下を歩きたかったの?」

っと神崎さんに言うと、神崎さんは困った顔で

神崎「んー重要なところはよく分からないんだよね。何せかなり昔の事だから。朝日の下を必死になって歩ける様になったのは、食料事情が原因なの。」

っと言われ

高森「あーなるほど。」

っと納得して、裏路地を出て再び神崎さんの案内される方向へ向かった

しばらく歩いていると、大きな屋敷に着いた

神崎「ここよ」

っと言われ、俺はかなり驚いた表情で

高森「ここ?マジで?」

そう神崎さんに言うと

神崎「こっちに来て会って欲しい人がいるの。」

そう言われて屋敷に入り大広間の入り口に案内され

神崎「ただいま帰りました。」

っと言い襖の扉を開けるとそこには

???「うむ。其方の者がお前が言っていた人か?」

神崎さんに向かって言うと

神崎「はい。そうです。」

神崎さんは頭を下げそう言った。次の瞬間

???「この度は娘が大変申し訳なかった。」

っと深々と頭を下げ、謝れている中俺は困惑してると

???「全くお前は以前から抜けているところがあるから、あれ程注意しただろっ!!」

そう怒りの形相で神崎さんを叱咤した

神崎「たっ大変申し訳ございませんでした父上。」

そう神崎さんは土下座して謝っていると俺は

高森「っえ?父上?」

そう言うと

???「お前また説明を怠ったなっ!?」

そう神崎さんに問いかけると

神崎「ごめんなさい。色々と心の整理がつかなくて。」

そう神崎さんが言い、神崎さんから紹介があった

神崎「高森君改めて紹介するね。この方は私の父で皇長の神崎元郎(げんろう)です。」

そう神崎さんから紹介があると、皇長が神崎さんを隣に迎え彼女の頭を触り?鷲掴みにして?

元郎「娘の衣沙希(いさき)がすまない事をした。」

っと神崎さんの頭を手で押し下げて自分と同じ様に頭ん頭を下げさせた

今更だが、神崎さんの本名は神崎衣沙希なのね。知らなかった。隣の席なのに、

続いて俺は自分の疑問に思っている事を言った

高森「俺はこの前神崎さんに噛まれ吸血されました。俺は大丈夫なのでしょうか?」

そう言うと皇長は隣にいる神崎さんを一瞬睨んで

皇長「んー目や耳・鼻が以前より良くなった以外は殆ど無い。っと言いたいが」

皇長は困った顔で

皇長「恐らく寿命は大きく増えたのと娘との繋がりを感じるはずだ。」

そう言うと隣にいる神崎さんが目を閉じた

神崎「聞こえる?黙っていてごめんなさい。これが吸血によるものよ。」

そう頭の中に神崎さんの声が聞こえて困惑してると

皇長「本当に間申し訳ない。色々と抜けている娘だが宜しく頼む。」

そう言い深々と頭を下げた。そして話が終わると

神崎「もう夕方だし、夕飯食べてく?」

っと言われ少し考え

高森「じゃーご迷惑でなければ。」

そう言うと

神崎「じゃーちょっと待って。」

そう言い大広間から出て行った。皇長と二人になった俺は問いかけた

高森「あのーお食事なんですが、やっぱり血液とかですか?」

そう皇長に言うと少し困った顔で

皇長「あーそう思ってしまうのは当然のことよな。しかし今はおいそれと吸血出来ぬだから、今は生肉を食すのだ。」

そう言われ少し困惑した顔でいると

皇長「大丈夫。其方に出すのはちゃんと焼いた肉じゃよ。」

っと笑いながら言われ俺は安心した

そして神崎さんが焼いてくれた肉を食べ、食事が終わり神崎さんの家を出て裏山へと繋がる道へ向かい、裏山に着くと神崎さんが

神崎「色々とごめんね。私ホント抜けているところがあるからさー。」

そう笑いながら言うのと、自分が抜けてるって自覚あったんだど驚きながら

高森「あーうん。色々と驚きはあった。」

そう言うと神崎さんは

神崎「こんなんだけどこれからも宜しくね!!」

そう神崎さんは言い

高森「こちらこそ宜しくね。」

っと言い最後に二人で

高森&神崎「また学校でっ!!」

そう言って別れてそれぞれ帰路についた

俺はその日親に何も連絡しなかったからめちゃめちゃ怒られたけどなぜが笑みが出た。

この日は色々な疑問が解けたのか、ぐっすり寝る事がで

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