キミのこと、知りたい
あせらないように
「キミをあせらせないように・・」そう思う気持ちは
わたしのやさしさと
自分に言い聞かせてみる
夏休みの教室は
行かない限り想像でしかない分からないけど
わたしに課せられた宿題は
この夏の恋をどうするか・・・
勝手にテーマを掲げて取り組もうとするわたしは
それはそれでいいのかなと思う
学校のすぐそばにある
ヒマワリ畑
自分の背丈くらいある
こんな暑い日に見に来る人は
いないだろうと思いながら
もしかしたら・・と期待を寄せる自分がいる
もしも、このあと
キミに出会ったら
ほんの少しだけ日焼けした、わたしの顔に
キミは気づいてくれるかな?
ヒマワリのように
真っすぐ、のびのびと
そして元気いっぱいに
わたしも見習わないといけないね
べつにいま
落ち込んでいるわけじゃないけど
この夏に
キミのこと、知りたいこと
たくさんある
プールで起きる、いくつもの水しぶきと歓声
まだわたしの耳には届かない・・
だから想像でしかないけど
声が響いては
にぎやかなとき
そんなくらいに
わたしのココロが踊っていることは
まちがいないこと