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白との再会
李英風は馬に乗り荒野を走っていた。
やがて、一軒家にたどり着く。
庭で型の鍛錬している若者がいた。
「李先生」若者は目を輝かして李に言った。
「白、逞しくなったな」
「先生もお元気で」
「そうでもないが、曹はいるか?」
「中にいます。どうぞ」
「李、しばらくだな」
「ああ。曹。少林寺は清に焼き討ちにされた」
「何」
「大師は殺された」
「そうか」
「殺ったのは馬という奴だ。お尋ね者になっている。もっとも俺もお尋ね者だが」
「ウム。少林寺の李英風と言えば有名だからな」
「とにかく力になれる事があれば、何でも言ってくれ。それと、白を少し鍛えてやってくれ」
「わかった」李は答えた。
「お願いします。李先生」
「ウム。では明日から特訓しよう」




