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忘れ去られたlog


 ふと目が覚める。深く眠っていたようだ。

 体が軽く感じられる。

 水の中にゆったりと浮かぶように。

 言葉を発しようとするがうまく声にできない。何かが邪魔して。

 

 ここは夢なのか現実なのかわからなかった。

 暗い水の中。私だけが。

 何か大切なことを忘れているような気がする。けど、思い出せない。

 

 また、眠たくなってきた。

 

 ……また?

 さっき私は眠りについていたの?

 わからない。思い出せない。なにも。

 

 とにかく眠い。

 だんだん意識が薄れていく。

 意識が薄くなるにつれ私の中から何かがなくなっていくような、水の泡となって弾けていく

 そんな気がした。

 

 心が空っぽに、虚無感が訪れる。

 目を瞑る。

 そして、深く眠りに落ちていった。

 


はじめまして。

話の内容は書き足したり削除したりを繰り返したりすると思いますがよろしくお願いします。

あと、気が向いたら更新するので悪しからず。

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