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遊心詩  作者: 末広のどか
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アオイ泪

私は、その時初めて見た。

貴女が泣いた姿を。

画面に「今まで有難う。大好きだよ。」と打ち込んだまま手に伏せられた貴女の泣き顔を。

会った事も無い。そんな私の為に泣いていると言うのだ。貴女は何故泣いている?何故私の死を嘆く?

ふと視線を貴女に戻してみても、貴女の横顔は晴れる事は無かった。心の闇にいきなり直面して居るのだ。

「貴女の泪は蒼色なのね。」





私は、初めて人の死に直面した。

何とも言えない感情に只戸惑うばかり。

心に傷みが走る。

私は、何で泣いているのだろう。

少し経って、心の傷みが引いてきた。

あぁ、前にはこんなにも光が放たれているのか。

「私の泪は碧色なのね。」

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