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遊心詩  作者: 末広のどか
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僕の嫌いな文字

人生の文字式の中に在る、謎の文字の箱の中身を、開ける時が来るのは何時だろうか。

新しく知って行く知識の代わりに、失って行く知識は幾つ在るだろうか。

喪って、逝った人の穴は、こうも簡単に埋められてしまうものなのだろうか。

人生とか言う白い本には、僕の全てを綴れるのだろうか。

左手にも右手にも、変わらぬ愛を誓うのだろうか。

白紙の解答欄 文字式は相変わらず埋まらない。

この空欄が、僕の穴なので。

何時の日か、愛を誓える二人は、0の確率で出逢えるのだろうか。

白とオレンジの街灯に照らされる雫と、白く濁る世界。

こんなコントラストの歪む世界で、見られる夢の倖在りし。

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