第三節 敵討ち
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① " はその人が思っていることを示します。基本的には、その作品の主人公(今作なら零夜君)のことを示します。違うのなら、byが入ります。
② ' はその人のセリフ中に小声で何かを言う時に使われます。(言葉で表すなら、「✧✧と、呟いた」となるのかな)
③「「」」(多重鍵括弧)重なってる鍵括弧の数に応じて同時に喋ります。
その他は、普通の記載の方法と同じです。質問等ありましたら、遠慮なくどうぞ。出来る限りお答えします。
"今日は西の方へと行くか"
と思い立つとその方向へ向き、歩き始めたのだった。
実を言うと街からどの方向へ向けて行ったとしても行く着く先は変わらない。
そう、全て『進入禁止区域』なのだ。
違いといえば行く方向によって手に入れやすい属性が違うくらいだ。
精霊には『属性』があり、『火』、『草』、『水』で、順に『西』、『東』、『南』の順に手に入れやすくなっている。
しかし、『北』は少し変わっていて精霊はいると『精霊科学』により証明はされているが実際に見た人は極わずかだそうだ。
唯一感じられるのは北は少し『風があって涼しい』くらいだそうだ。
さてここで零夜に視点を戻すとまだたどり着いていないみたいだ。
悲しいことに零夜の歩行速度は比較的遅い部類に属するみたいだ。
近しいものをあげるとすれば歩道を走るおばさん等が操作する原付バイクより早いか同じか位の速度だ。
その上禁止区域までは中央の街から20kmくらい離れているらしく、このペースだと昼を余裕で跨ぐスピードだ。
"?"
と気配でも気づいたのか急に零夜が振り向いた。
しかし後ろを見ても草原の奥に小さく中央の都市が見えるくらいだ。
"気のせいか"
と向き直すとまたあるきはじめた。
--------------------2時間後--------------------
やっと到着したみたいだ。
しかし入ろうとすると目の前には透明な障壁に邪魔をされて通れなかった。
しかし、そんなことは幾何度と経験したので当たる前に手のひらを目の前に翳した。
しばらくするとその障壁から穴が空いて入口ができた。
それを認識すると直ぐに中へと入って行った。
この禁止区域では少し暑かった。
それは当然である。
なぜならここは『火』の精霊がいる。
外は比較的涼しかったが故薄いとはいえ長袖長ズボンだったが、ここでは汗ばむくらい暑かった。
カサ、カサ、カサ、、、
いつも通り誰もいないので足音がよく響いた。
カサカサと1つ2つ3つ4つ、、
そして立ち止まると足音が消えたが、
「先から後をつけていたのは君たちかい?」
と振り向くと瓶を持った盗賊たちだった。
「チッ、バレちまったら仕方がないな!」
と黒いスーツに襟の端には『黒い星でへび座』を象る紋章を着た人達は怒っているようだ。
「『黒い星でへび座』の形をした紋章、昨日あった方と同じ紋章ですね」
「お前、俺たちのボスを知っているのか!?」
「ええ。面倒事になる前に捕獲をしておきました。」
「は、ははは!やはりお前だっか!俺たちはボスの仇を取るためにきたんだ!ここで大人しく死んでもらうぞ!」
「なるほど、敵討ちですか。些か荒い真似をしますね。」
「何?」
「ここは禁止区域です。私を殺したとしても直ぐに警備隊にバレて捕まってしまいます。」
「なんだそんなことか?wそれなら防犯カメラも周りのうろちょろしてる警備隊を眠らせているぜ?殺してしまっては警報がなってバレてしまうからな!」
『精霊警備隊』、名の通り精霊たちを今回のような輩から守るのが仕事である。
そして警備隊全員には緊急時の対策として殺された時には直接警備隊本部に連絡が届くようになっている。
しかし、それを知っているのはその警備隊に所属するもののみだ。
「なるほど、そのようなシステムが会ったのですね。参考になります。」
「ああそうだよ!これでお前も終わりだ!!」
と言うと周りが炎で囲まれてその炎が近づいてきた。
「このまま焼き殺そうと言うのですね。」
「ああそうだよ!ここから逃げ切れるものなら逃げ切ってみな!」
炎の高さは人間の身長の倍以上は確実にある。
一般人にとって、ましてや『草』、下手をすれば『火』、『水』の精霊使いも死ぬであろう。
炎の色は青色であり、内部は高熱を持っている。
先に述べた人達なら死ぬであろうがここで彼らは大きな誤算を犯した。
それは、
「はあ、仕方がありませんね。」
と言うと炎の燃え立つ音でかき消されるレベルの声で何かを言った。
もちろん敵討ちに来た人たちも聞こえていない。
それがゆえ、気づいた時にはもう牢屋にいたのだった。
「....?お、おい、どういうことだ?」
「わ、分かりません」
「気づいた時にはもうここにいました」
この圧倒的な力と不思議な感覚のせいで以降彼らは零夜を怯えるのだった。
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では実際どのようなことが起きたかを説明しよう。
まず小声で何かを言ってジャンブをするとあっという間に炎より上へと跳びたった。
その高さはもはや森が小さく見えるレベルだった。
そのまま落下すると同時にトドメを刺そうと思って鞘から刀を出してそのまま下に行くともう既に彼らは寝ていた。
勝負中に寝るとは思えないので誰かに寝かされたのだろう。
「今回もですか。全くいい所のみを奪う者ですね」
と言いながら鞘に刀を入刀したのだった。
その時にはもう夕暮れに近づいていたので帰ることにしたのだった。
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「そうか『冥王精』がやられたか」
「はい、そして倒したものがわかりました。そいつが、、」
と言いながら写真を見せた。
「ほう、こいつか」
「今後の対応をどうしますか?」
「うむ、、『草林精』を向かわせろ!」
「は!」
と言うと離れていった。
静夜と零夜 第三節 敵討ち fin.
次回
その後ろ姿は悲しさと後悔に満ちていた。
10月16日投稿予定
お楽しみに!




