サブクエスト〈精霊の契約者〉
2日後、私は再びログインしていた。
「ただいま、ギン」
「ワウッ!!」
ギンに挨拶をして、街に繰り出す。
今日行うのは、ステータスの確認と新しいテイムモンスターの確保。
「今日は新しいテイムモンスターを捕まえるよ。ギン」
「ワウッッ!!」
―――5時間後―――
「モンスターがいない!!」
そうモンスターがいなかった。ステータスのせいだと思う。原因のスキルはこれ
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スキル『威圧』
【効果】 自分よりレベルもしくは格が低い相手を威圧し、【状態異常:恐怖】にする
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「確実にこれのせいだね!!こんちくしょう!」
そう思いに耽っていた時、私の顔の横からヌッとデフォルメされたイルカの顔が出てきた。
「うわっ!?」
私は驚き、武器を取り出し構えた―――が、敵意がないので武装を解く。
「キュイ!」
「なにこれ、モンスター?」
そう思い、ウィンドウを開きwikiを見る。そこに書かれていたのは〈精霊〉の二文字だった。
「君って〈精れ―――「キュイ!!」―――え?」
私がその言葉を言いかけた瞬間、十を超える数の水で出来た、球体が浮かび上がった。
その水球は私の真後ろにあたり、鈍い音がする。
「クソッ何で、わかったんだ!?」
音のした方向に目を向けると、黒いローブ姿の男が二人立っていた。
『サブクエスト〈精霊の契約者〉を開始します』
「イルカくん!下がって!」
「キュイ!」
イルカくんは私の指示に従い後ろに下がる。そのままギンは、イルカくんを守る体制に入っていた
それを確認して、女王にもらったスキル『音響魔術』を発動させる。
「『音響魔術:厄災の歌声』!」
詠唱キーを唱えた瞬間、どこからともなく、きれいな歌声が響いてきた。
その声を聞いた男たちは、目から血を噴き出し、腕と足が石になっていった。
「何だこれは!離せ!」
「ワウッ!!」
それを好機に思った、ギンは男の喉に噛みつき、そのまま引き千切った。
「おい!!兄貴!!―――グハッ!」
最後に残った男も、イルカくんが水の槍を出して心臓のある位置に突き立てた。
「戦闘終了!」
「ワウ!」
「キュイ!!」
私が戦闘が終わったのを確認して、街に戻ろうとした所でイルカくんに引き止められた。
「キュイ!」
「どうしたの?」
「キュイキュイ!!」
イルカくんは私のポーチに鼻先を何度もぶつける。
「もしかして、ついてきたいの?」
「キュイ!」
そうだ、と言わんばかりにイルカくんは激しく頭を縦に振る。
「なら、スキル『契約』を取って、おいでイルカくん」
スキルを取得し、イルカくんを呼び寄せる。
「キュイ!」
「君の名前は、ミオ。これからよろしく」
スキルを発動し、契約ができた事を確認すると、街に戻りログアウトした。
新しい仲間ができた