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Astral Monster Online   作者: 海老天丼Mk-4
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レイドモンスター『嫉妬の魔王』3


「畳み掛けろ!!総攻撃だ!MPは気にするな!ここで仕留める!」

「「「「了解!!!」」」」


私の号令で全員が攻撃を始める。

フラウさんのバフ、私の『独創結界』、『呪帝の軍勢』によるバフでレイド戦参加者の与えるダメージ量が上昇しまくっている。

氷の刃がリヴァイアサンの体を切り裂き、真紅の炎がその身を焼き尽くさんと襲いかかっていく。

特大ダウン中なので起き上がることも反撃することもできずに嬲られる。


私は魔力を集中させてトドメの一撃を放つ準備をしていた。

私の力の集大成を見せてやる。


種族スキル『龍血魔体』『呪帝の血肉』を発動し、自分の血液を空中に取り出す。

『龍血魔体』は自分の血液が触れた対象に継続ダメージと特殊属性のダメージを与えるスキル。

『呪帝の血肉』は『龍血魔体』の【呪詛】バージョン。

魔力を全て注いで血液の塊を超巨大な突撃槍(ランス)の姿に変質させる。

そこに『大海主君(ポセイディア)』の能力で水の力も混ぜ込む。

ユニークスキル『生命神樹(セフィロト)』の能力で属性の攻撃力を上昇させる。

チャージが完了すると、私は右手を真上に上げて叫ぶ。


「トドメだ!」


右手を振り下ろし、リヴァイアサンに向かって巨大突撃槍を投げる。

ダウン中なので防御もできないリヴァイアサンは迫りくる突撃槍を見て笑った。


「―――――あなた達の可能性を見せてもらいました。母としてこれ以上嬉しいことはありません。」


リヴァイアサンの巨体に突撃槍が突き刺さり爆発を起こす。

爆音が轟き、爆風がエリア全体を吹き抜けた。

私のシステムウィンドウにはプレイヤー名が連なったキルログが表示され続けている。

やりすぎちゃった………



そして世界全体にシステムアラートが響く。


『イベントボス『嫉妬の魔王』リヴァイアサンが討伐されました。ラストアタックはプレイヤー名エルゼです。イベント『悲哀は誰が為』がクリアされました。』


ようやくクリアしたぞ!!!

リスポーンしたプレイヤー達の方向を向いて、私は叫んだ。


「私達の勝利だぁぁ!!!!」


その言葉を皮切りに、プレイヤー達も叫んだ。

私達は喜びを分かち合い、イベントが終了した。


















夏休みも終わり、私は学校生活が始まった。

代わり映えのない日常が繰り返すが、ただ一つ違うことがある。

やはりAMOの存在だろう。

夏休みが終わってからも私はプレイし続けて、ボスを倒したり、すべてのエリアを制覇したり、このゲームの満喫した生活を送っている。




この話で『AstralMonsterOnline』は完結します。

今までご愛読ありがとうございました。

ここまで頑張れたのも読者の皆様のおかげです。

本当にありがとうございました。

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