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孤島にて  作者: todo
9/9

4月4日~4月6日

4月4日朝?

 今日も雨。

 時計は11時を指している。寒い。悪寒(おかん)かな。風邪 発熱 痛み 対策にケンタン(ロキソニンのジェネリック 旧名らしい)を貰っている。あまり簡単に解熱(げねつ)してしまうと病気が長引くと想っているので、取りあえずほっといて薪を集める。

 干潮の時間。何日か()らなかった為か、小魚26尾。竹グシ刺して塩焼きにする。

 6尾食べた。もう食べられない。乾燥させる位置に移動。


4月4日夜?

 時間が飛んだ。寝落ちしたらしい。ちょっとマズイか?

 熱は有るかも?さすがに体温計は無い。焚き火は屋内としては最大となる様に調整して今日は寝る。



X月X日??

目は覚めたが、ボケてます。置火に薪を足して水を飲んで(ケンタン パナン)飲んで寝ます。


4月6日未明 日の出のチョイ前。

 取りあえず風邪?は通り過ぎつつあるようだ。

 頭痛は消えた。足元は覚束(おぼつか)ないしオシッコは黄色から赤っぽい。

 。。。雨が止んだ。ボケた頭には感動は無い。

 久しぶりに日の出を見てると空に黒点。

 「飛蚊症(ひぶんしょう)?」とボケながら お宿から火種引っ張り出して狼煙を上げる。

 煙を黒くしたいので合革の靴 裏は合成ゴムを放り込む。

 あまり変化は無い。財布に入れてるシグナルミラーで朝日を反射してみる。

 多分あれは海上保安庁の飛行挺「US-2」4発プロペラ機だし。

 って段々大きくなっている。

 ミルミル大きくなるUS-2。どうするのか。着水出来るだろうけど。。。

 通り過ぎました。やっぱり。ヘリとか小回りの効く小型挺が来るのでしょう。


4月6日夕方。

 ヘリに拾って貰った。どうやら(10名の中では)私が最後らしい。

 私を含めて助かったのは5名。残り5名は亡くなったそうだ。

 収容された病院で船員さんに会ったけど、ヤケに目がギラギラしてた。

 私を見て(おび)えてたけど、まぁ死んだと想ってたんだろうね。


 今回は装備が有ったコトが最大のラッキーだけど、アソコで偵察(ていさつ)に行かなかったら生きて帰れただろうか?私の装備であと何人か生き残れたかも知れない。

 ただその生き残りの中に私が入るかどうか?が疑問。



 

読んで頂きありがとうございました。

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