表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
孤島にて  作者: todo
4/9

3月27日~3月28日

3月27日夜

昼間 砂浜横の岩場でフジツボを確保。ジップロックに入れて登山。洞窟にたどり着いた頃には薄暗くなっていた。いそいで(たきぎ)を用意してフジツボと野菜のスープを作る。シーフード(爆笑)を使う料理のコツは塩味を控え目にするコト。塩抜きすれば別だけど、大抵塩が強くなる。

あの集団に帰らないつもりが何で慌てて戻っているか?と云うと救命イカダに「蒸留器」が積んで有ったから。 15万円くらいするのが無造作に転がっていた。あれはカタダイン サバイバー 06 海水淡水化装置[手動タイプ]。 要は手押しポンプの透析機で、海水を濃い海水と ほぼ水(98%除去)に分ける装置。

 500ccのペットボトルを貰った時点で20Lのポリタンク2つ残りくらいだったよね。節約して2日分。ワガママな無節操集団だともう水が無いかもしれない。

 で、淡水化装置だけど。 使い方 知ってますよね?使ってますよね?使ってるんじゃないかな? 覚悟はしたくない。

装備はこの洞窟に残して身軽になって明日 登山/下山。

 

3月28日昼頃。

前回作った道を使って 山を降りていると笛の音がする。大声はずっと出せない。喉が疲労するから。私のために笛を吹いてくれているのか!と胸を熱くして岩場にたどり着いた。

船員さんが駆け寄って来て開口一番「水が有りません!!」アッハイ。

淡水化装置を組み立て(ホースをつなぐだけ)、ポンプをニギニギするコト10分間。

細いホースから150ccのコップが一杯になる。「どうぞ」喉が鳴ってる子供から。

こっち見てるお兄さんに「次 飲むかい?」と声を掛けポンプを渡す。結構キツイのだ。ニギニギは。

さて覚悟を決めて集団生活するか?未だ有る逃げ道を探すか?

当然 逃げます。皆に向かって「ここは無人島のようです。航路が島の反対側の可能性も有るので、私は反対側を見張ろうと想います。」と告げる。

中には「(何か良い想いをしているのでは)連れて行って下さい。」と云うお兄ちゃんがいたので、「ありがとうございます。準備して下さい。反対側には水が無いので重い水を山越えて運ぶので手伝って貰えたらありがたい。」「。。。すみません今度にします。」良し。


無事 1人で登山。水を貰おうと待ってたら重役おっちゃんにネチネチ云われたので、怒って(演技しないでもオケ)水無しで行動開始。おっちゃんナイスアシスト! おっちゃん黒い笑顔 私涙目。おっちゃんハブられて水 もらえ無くてもコッチに来ないでね。

頂上到着。上から見下ろして気付いた。山頂に見張り置けば良いんじゃね?

ただ。。。そうだ自分の作った山道。どうしよう?誤魔化さないと。あの集団 先が無い ほぼ詰み。いやあのその 計算したらすぐ分かるけど。淡水化装置 150cc/10分間。ザックリ1L/1時間。 24時間で1人3Lとしても8人分。

雨期待だね。個人的には雨は私が家を作るまで待ってね。



読んで頂きありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ