森で遊ぼう
さあさあ、気になっていた森にやってきました。
私自身はここら辺の魔物ぐらい問題にならない程度には強いから気にしてなかったんだけど、
普通なら女一人、子供一人で魔物が出現する可能性のある森に入ったりはしないよね。
けどそこはなんと、シャーリーさんが魔法使いなのでした。わー、ぱちぱち。
基本的に魔物と戦闘になったらシャーリーさんに任せるけど、
危なそうだったら私も戦うっていうのも視野に入れてるよ。
なんてったって私は武者修行中っていう事になってるからね。
まあ、魔物に時間取られるのもうっとおしいから星印の着けた私の魔物に露払いさせてるけどね。
もちろんこっそりと。
森に来てから私のとった行動
・キイチゴみたいなの食べた
・イチジクみたいなの食べた
・酸っぱい木の実を甘いと言われて食べさせられた(無視してたらあわてて謝ってきたから、
シャーリーさんにも食べさせた。)
うん、なかなかに楽しい。森で遊ぶなんて貴重な経験だね。
いや、食べてばっかじゃないよ。木に登ったり、小動物と触れ合ったりもしたよ。
はて、何か忘れている気が・・・・・・・・・?
まあ、いいか。忘れてるなら大したことじゃないよね。
あっ、あれはなんだろう?
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「おーい、もうすぐお昼だからいったんうちに帰るよー。」
【はい】
返事まで少し時間が有ったりはしない。
遊ぶのが楽しくてご飯そっちのけで遊んでいたいとか思ってないよ。
というか私食べなくても生きていけるんだけどなあ、とかも思ってないよ。ほんとだよ。
ん、森に何か違和感が・・・・ってそうだった。
森に違和感があるから調査のために森に来たんだった。
思いっきり楽しんでて忘れてたよ。というか私の精神年齢こんなに低かったかなぁ。
気を取り直して調査しよう。
「ん、どうしたの?ってああ、まだ遊びたいのかな?
ご飯食べた後にまた森に遊びに来るからそれまで我慢できる?」
【はい、だいじょうぶです】
そうだった、ご飯だった。
確かめたいという気持ちは膨れてきてるがしょうがない。今はあきらめよう。
けど次来た時に場所が分かるようにシャドーアサシンを置いて行こう。
別に目印目的だからそう強いのじゃなくてもいいよね。
私はシャドーアサシンを近くの木の影に移動させてしぶしぶご飯を食べに戻った。
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【ごちそうさまでした】
ご飯を食べ終わりました。
お昼はすっごくおいしいとかいう事はなかったけど、
家庭の料理的な感じで人のぬくもりみたいなものを感じれて私的にはすっごく満足です。
それから、ご飯を食べた後に森に行くのはやめておきました。
おなかが満腹になって気持ち良くてお昼寝をしたい気分だっていうのもあるけど、
よく考えれば私が感じている違和感が危ない物じゃないという保証はないわけで、
そこにシャーリーさんを連れて行くのは正直どうかと思うのです。
違和感の正体を探りに行くのをやめるなら、普通に森で遊べばいいと思ったのですが、
違和感を近くに感じながら純粋に楽しめるか、といったら微妙なのでやめることにしました。
【シャーリーさん 少し眠気を感じるので眠ることにします】
「・・・・・・・・そう、まあ午前中いっぱい遊んだからね。
それに寝る子は育つっていうしたっぷり寝たらいいと思うよ。
あっ、添い寝いる?」
【いえ、大丈夫です おやすみなさい】
「おやすみなさーい。」
私が寝に行っちゃって少しシャーリーさんが寂しそうにしてたのが見間違いじゃなかったらいいな。
もっと愛情が欲しい。可愛がって欲しい。気にしてほしい。
・・・・・・・こんな事を思うなんて私よっぽど人との触れ合いに飢えてるんだね。
ああ、情けない。
そうやって否定するも、気にしてほしい、とかが本音であることを否定しきれない自分もいた。
魔法名は〈〉
スキルは《》
念糸での会話は【】
としています。




