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シャーリーさん家

「じゃあさっそく家に行きましょうか。」

そういってシャーリーさんが私を引いて歩いていく。


「私の家はすぐ近くだからね。

 っていうかこの村そんなに大きくないから近くにあるのは当たりまえなんだけどね。」

そんな感じに他愛もないことを話しながら(シャーリーさんのみ)家に向かって行った。


さてシャーリーさんの家についたんだけど門番さんの家よりかはおっきいね。

まあ当然か。門番さんは独り暮らしだし。

ああそういえば結局門番さんの名前聞かなかったなあ。


「さあついたよ。

 おかーさーん、ただいまー。」

シャーリーさんがカギを使ってあけて中に入って行った。

当然手をつながれている私も中に入って行った。


「あらシャーリー今日は彼氏の家に泊まってくるって言ってなかった・・・・・。

 ってその子どうしたの!

 まさかかわいい物好きが行き過ぎて子供をさらってきたんじゃ。」

ああ、シャーリーさん門番さんとおんなじ間違いされてる。


「いや違うって。」

「お父さん早く来て!シャーリーがどっかから子供を誘拐してきたよ。」

そうシャーリーさんのお母さんらしき人が家の奥に叫んだ。

それからすぐに奥の方からどたばたと足音が聞こえてきた。


「なんだって!シャーリーとあいつの子供か。

 父さんは許さんぞ!。」

これまた盛大な勘違いしてる。

というかシャーリーさんの子供なら妊娠してるときにおなか大きくなるからわかるだろうに。


「あなた違うってシャーリーがよそ様の子をさらってきたんだよ。」


「ほっそうかそれはよかった。あいつとの子じゃないんだな。」

いやよくないよ。さらってきたって言ってるんだから。

まあ実際は違うけど。


「「よくないって!!」」

おお親子だけに息ぴったり。


それから落ち着くまで結構かかった。

私がしゃべれないことに驚いたり、

シャーリーさんのお父さんがシャーリーさんが門番さんのとこに泊まる予定だったのにすぐに帰ってきたっていうことは門番さんにひどいことされたのかと疑ったりいろいろあった。


その間私は立ちっぱなしだった。

ちなみにこれ全て玄関での話。


収穫といえば門番さんの名前がクロフさんだと分かったこととこの家でのヒエラルキーが分かったってことかな。


うんシャーリーさんのお母さん怖すぎです。


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