表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/52

02

ただっ広い静かな草原。


そこにポロリン♪と、この空間に似つかわしくない軽快な機械音が響き渡る。



小屋の中でボーっと紅茶を飲んでいた彼女は、その音を聴くと面倒くさそうに椅子から立ち上がり、外に出る。


彼女が向かった先は銀色に鈍く光る鉄製の門のすぐそば。

門には3本ほど植物のツルが絡み付いてあちらこちらで色とりどりの花を咲かせており、鉄特有の冷たい雰囲気は感じられない。



彼女の立ったその前には木製の譜面台のようなもの。

彼女はそれに手を伸ばして、本来なら楽譜を置くであろう場所にはめ込まれているタッチパネルに人差し指で触れた。


タッチパネルには8つの四角いアイコン。その内の1つ“クエスト”という文字が書かれた黄色いアイコンが開かれる。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ