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犬来た


ヨシタカ(犬)を拾った場所から自転車で10分の家に着いた

玄関で母さんに出くわした



「おかえり、何それ」


「ただいま、ヨシタカ拾った」


「お風呂入れときなさいよ」



お風呂入れときなさいよだけ?もっとないのかなこう…飼えるわけ無いとかさ、あったらめんどいから無くていいけど



「ヨシタカ風呂、お前汚いからね」



あ、尻尾垂らした

風呂が嫌なのか汚いって言われたのが嫌なのか



「ヨシタカはメンタルが豆腐だな」



服につかないように抱き上げると割と嬉しそうに見えた自惚れてなんか無い本当だ










とりあえず風呂まで来てヨシタカを浴室に放った

だってまだ制服だし、濡れたら困る



「着替えるから待ってて」



ドアを閉めて制服を脱ぐ

今日は体育があったから体操着を中に着ていたとても好都合…なんだがヨシタカがさっきからドアに顔を近付けて怪しい動きをしていた


なんだこいつ変態か

いや流石に無いよな



「ヨシタカドア開けるぞ」



内側に押して開くタイプだからヨシタカに注意して開けたものの見事にぶつかった



「あ、悪い」



風呂の床に倒れこんでチラチラ此方を見るヨシタカは正直少しうざったかった、から冷水をかけてみた

ヨシタカは面白いほど飛び上がり逃げ回っていた



「ヨシタカアホみたい」



すると此方に向かって飛び掛かってきた

ヨシタカの重みで後ろに倒れてシャワーの水は舞い上がった



「つっめて…おいヨシタカ」



すぐにお湯にかえて体温を戻しつつ桶の下に隠れようとしていたヨシタカに声をかけると固まった



「…怒ってないからこっちこい」



さっさと出たい

これが本音だったりする




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