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第25話「盗まれた神鍵と、影の組織《ノクト》」

ホーリーセイバーって有能だね〜しかも強いし

自分が思う作中最強キャラランキング

1、ベルゼ=ネス、古の勇者と機神以外のメンバー、魔王、その他の魔王軍トップメンバー

2、ユウ、機神、ホーリーセイバーの団長!

3、シエラ、ナギ、リオン

風が湿気を含んだ夜、仲間たちは新たな目的地「黒の尖塔」へと向かっていた。そこは、影の組織(ノクト)が潜伏しているとされる廃都市の中心――神鍵(クロノス・コア)が保管されているという噂の地だ。

「ユウ、この鍵……本当にそこにあるのか?」

ユウは頷く。

「情報は確かだ。『ホーリーセイバー』の調査班からの伝達によると、《ノクト》の幹部が鍵を保持している。それに……リオンの父さんも言ってたろ。“世界樹の封印を解くには、五つの神鍵が必要”って」

一行は廃都市の入り口で足を止めた。重たい空気。濃く漂う瘴気。誰もが警戒を強める中、ナギの目がある一点を捉えた。

「……待って。そこに誰かいる」

その瞬間、闇から滑り出すように現れたのは、影の組織(ノクト)の幹部の一人――“影刃のザガイル”。仮面の下からは冷酷な視線。背中には黒金の箱、それが神鍵(クロノス・コア)だ。

『バキ!』

「げぇ、ヤベ!」

ユウが近くにあった小枝を踏んでしまった

「ちょっと、ユウ何やってんの〜」

「そうだよ」

ナギが最後の語尾を伸ばしながら言った

「そこにいるのは誰だ!」

「ちょっと、バレたじゃないの〜」

「待て、ココは俺が」

ユウは立ち上がり武器を持たずに言った

「私達冒険者で偶々ココを通りかかっただけですよ」

「お前らが神鍵を狙ってくるのは読めていた。だが渡す気はない」

そして始まる激戦。

「エルナ、ミレナ!援護お願い!」

「任せとけ!」「了解です!」

「シエラは合体(リンク)して戦って!」

「了解!ユウ!ネフィ久しぶりにやっちゃうよ!」

「わかってるよ!シエラ」

合体(リンク)!】

「じゃあナギ、リオンぶっ飛ばすか!レイ!」

「ふぁ〜、久しぶりにやっちゃうか!」

合体(リンク)!】

「リュミエル!援護射撃頼む!」

「ガゥ!」

「ちょっと、ユウさん達ばかりずるいですよ〜!」

ユウとナギとリオンは連携して立ち向かうが、ザガイルの影魔法を纏う剣術は予想以上に手強い。

剣を受け止めるたびに、まるで影のように次の攻撃が来る。

「俺の反射速度を超えはしないが中々早い!」

「くっ……こいつ、なかなか強い!」

「おい、おい!まだまだ俺はここまでじゃないぜ!」

すると手を横の方に出して

「俺は増えるぜ!」

影の分身(シャドートゥワイス)!】

すると、計20体の分身体がユウ達を襲う!

「まじかよ!」

「俺と同じ強さのやつが増えるぜ!」

「ユウ!ちょっときつい!」

するとシエラのリンクが解けた!

「シエラ!ネフィ!」

「ユウ!テメェとリオンとナギはアイツに集中しろ!私達は、援護する!」

「なにかあったら言ってくださいね?全力でサポートします!」

エルナとミレナが言った後に、リュミエルがナギのもとに近づいてきた

(ナギ!俺等ならできるよ!)

「リュミエル……やってみるか!」

するとナギが瞑想を始めた瞑想をしているナギの周りをリュミエルが回り始める

(心を落ち着かせるんだ!そしてリュミエルを感じろそして一つに!!)

合体(リンク)!】

彼の体は、リュミエルの鱗で囲まれ、手からは炎が出て羽が生えている竜人族のような見た目をしていた

「コレが俺等の合体(リンク)

その姿に、仲間たちは一瞬息を呑む。まさに天と地を繋ぐような存在。その拳が空を切るたび、空が晴れていく!

「ナギ……すげぇ」

「ザガイル、お前にこの拳をぶつける理由ができた! 俺は仲間を守る! 神鍵を取り戻す!」

【天よ!光を我に捧げろ!光耀衝破陣(こうようしょうはじん)!】

拳から放たれた純白の衝撃が、闇を切り裂きザガイルを吹き飛ばす。その隙を見てユウが神鍵の箱を奪い取る。

「これで一つ……!」

ザガイルは倒れたまま、不敵に笑った。

「ふん……回収できたとでも? 我ら影の組織(ノクト)影の組織(ノクト)は影だ。次も必ず、お前たちの前に立ち塞がる……!」

その体はチリとなって消えていく勝利はした。だが、確かな不穏が残る。

──その夜。ナギは一人、リュミエルに語りかける。

「ありがとう、リュミエル。お前がいたから、守れた」

「ガゥ!」

と言った後ナギに甘噛をする

握りしめた神鍵は、わずかに淡い光を放っていた。だが、それはただの始まり――残る鍵は、あと二つ。

手持ちの鍵は、ホーリーセイバーの二本と俺等の一本

                        第25話  完

次回「閉ざされた迷宮と沈黙の鍵」

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