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復讐奇譚  作者: 焼ミートスパ
第8章 警察との鬼こっごの物語
21/90

21 刑事相手に追いかけっこは結構楽しいかもしれない遊戯です

電車に乗った福士は扉が閉まる瞬間、外に飛び出した





ホームにいる福士


思わず電車のドアを叩いている刑事


まるでドリフのコントのような風景が繰り広げられていた




福士は笑いが止まらなかった


なぜだかわからないが笑えてくるのである


周りの人間におかしな目で見られると分かっていながらお腹を抱えて笑い続けた




「お、お腹が痛い・・・」


嗤いすぎである





ことの起こりは福士が刑事の尾行に気が付いたことである


いや学校の進路指導室で尋問した刑事が帰宅する際に後をつけていたのだ


判らない方がおかしいと言える




・・・顔が知られていない人間が交代で、というのはドラマや小説の中だけの話である


所轄の警察署にそんな人数の警察官はいないのである




当然のことながら仕返しを考える福士


証拠もなく散々犯人扱いされた逆恨みである


いや正当な権利であった




もっともコケにされた刑事、土森巡査部長の方からするとたまったものではない


この後、しっかり係長と課長に怒られた






「警察学校からやり直せ!」


同僚の前で叱責されたのだからたまったものではない




40歳近いというのに涙が止まらなかった

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