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復讐奇譚  作者: 焼ミートスパ
第1章 プロローグ
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1 プロローグ 

「返してくれよおっ」


福士 優が貸したノートを返してというが隣の席の飯田は


「まだ書いていないだろっ!」


と言って返さなかった




飯田は授業中に隣の友人と話をしていたせいで先生が黒板に書いた内容をノートに書き写せなかった


先生は右端まで書いたらかなり前に書いた左端を消して新しい内容を書いていく


お喋りをしていた飯田が消された左端を書いていないのは必然であった




そうするとどうするのか?


真面目に書いていた隣の人間のノートを借りて書き写すことになる



そうすると新しく書かれたところを書き写そうとしてもノートがないから書けない人間が出てくる





かくして、


授業中に喋り、自業自得なのに隣の人間にそのツケを押し付ける人間



何も悪くないのにノートを書き写せない人間


が出来上がる




前者を


虐めっ子


後者を


虐められっ子


と言う




当然のことながら図々しい人間が勝つのである




これはそんな被害者が巻き起こす復讐の物語

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