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モンスターと一緒  作者: ウイング
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4話

今週2話目です。

そして、まだ説明会·····

4話



「それではこれにて手続きは終了です。次に依頼についてご説明します。」



手続きはあっけなくすぐに終わったけど依頼についてとか先に聞いておけばよかったな。

不利益を被ることになるなら登録しなかったのに、まぁ、まだわからないけど。



「お願いします。」


「依頼についてと言いましたがそれを説明する前に一つ行っておかなければならないことがあります。

依頼を受ける際テイムしているモンスターの能力によっては依頼を受けることが出来ないこともあります。ですので自己申告にはなりますがモンスターのランクとレベル特技など可能な限りの申告をお願いしております。

もちろん能力について他者へ伝えたりなどはいたしませんがギルド内での共有は致しますのでご了承ください。」


「質問ですが依頼を受ける為の指標としてモンスターの能力把握は大切ですが他者へ伝えないのであれば確認後データの破棄を行わないのはなぜですか?」


「それはですね、登録者の能力を把握しておくことで依頼を張り出す前に最も適した方に先に声をかけ依頼を円滑に進めるために記録として残し職員で共有することにしております。」


「わかりした。」


「それから依頼を受けて頂くと貢献値というギルドポイントが貯まるようになります。

これは貯まったポイントに応じてモンスターの卵を販売しておりますので高ポイントを貯めてランクの高いモンスターの卵をご購入ください。」


「おーそんなものもあるのですね。」


「はい、ちなみにですが現在ご購入頂ける卵もございますがご覧になりますか?」


「いえ、いまは手持ちも少ないので依頼を受けて見ようと思います。」


「わかりました、それではあちらが依頼が貼られた掲示板ですので達成可能なものを選びお持ちください。その際最大5つまで同時に受けることがかのうです。

また、低ランクの依頼にはペナルティはございませんが高ランクになればペナルティが課される場合もございますのでお気をつけください。」


「わかりました!」



さてさて、初依頼は何がいいかな?


俺は依頼がはられた掲示板の前に行ったのだが遠目でもわかってはいたが人が多い·····


そんな掲示板前を憂鬱な気持ちで眺めていると有ることに気がついた。

混んでいるのは3つある掲示板の一番左手の掲示板でほかはその掲示板を見る事が出来ず順番をついている人たちだった。


試しに一番右にある掲示板を見てみることにした。



〈ランク☆☆☆依頼〉



森の主を討伐してください。

森の主は体長5mの熊型のモンスターで最近私の養蜂場の近くに住み着き蜂蜜を奪っていかれ、困っております。


貢献値500P

報酬100000G


依頼主 北側最西花畑養蜂場 ガルク



ふむ、もしかして推奨ランクに応じた掲示板分けがされていて左が人気なのは初心者が多いからか。

と、いうことは、俺なら真ん中のランク☆☆が受けられるんじゃないか?


一度見てみるか。


俺は真ん中の掲示板へと人垣を別けて向かっていった。


途中割り込みだ何だと言われたが真ん中の掲示板が見たいからと言うと馬鹿にしたような蔑むような目で見てきたので無視してやったらなにか言いかけ仲間と思われるプレイヤーから依頼を取ったから行くぞ連れられていった。

お陰で面倒にはならなかったが····


さて、気を取り直して見てみるか。


〈ランク☆☆依頼〉



常駐依頼

北側の草原のモンスター駆除

1体につき50G


常駐依頼

西側の森にて薬草採取

5束につき100G


常駐依頼

北側の西側森隣接部の見回り

3時間につき100G※薬草やモンスター討伐報酬は全て採取者又は討伐者のものとする。


常駐依頼

西側の森にてモンスター駆除

1体につき討伐報酬50G※その他取得物は討伐者のものとする


など



西側の森でヤングベアーの肉を10塊納品

依頼主 肉屋力こぶ店主


などなど



ふむふむ、これはあれだな常駐依頼と通常の依頼を同時に請けてやれば効率がいいのか?

まぁ効率云々は今後のことにして今はとりあえず受けてみるか。


俺は常駐依頼のモンスター駆除系と通常以来のモンスタードロップ品集め系を複数受けることにした。



「すいませんこれを受けたいのですがいいですか?」


「常駐依頼の西側の森のモンスター駆除と薬草集めそれに、肉屋さんのヤングベアーの肉塊集めですね。失礼ですが先程当ギルドへ加入されていたかと思うのですがこちらの依頼はランク☆☆となりまして初心者の方には厳しいかと思われすがよろしいのでしょうか?」


「はい、大丈夫だと思います。一応☆☆の亜種が相棒ですから。」


「そうですか。それでは受理いたしますが無理だと思われたらすぐに逃げてくださいね。」


「わかりました。それでは行ってきます。」


「はい、お気をつけて行ってらっしゃいませ。」



俺はこのゲーム、いやこの世界に来て初めての冒険へと挑むのだった。




面白かった、続きが気になる!そんな方は☆→★にしていただきブクマもお願いします。

皆様の応援がモチベーションへと繋がりますのでよろしくお願いします!


また、モンスターのアイデアを常時募集しております!

よろしくお願いします!

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