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モンスターと一緒  作者: ウイング
4/11

3話

平日1話目です。


3話



【オーガニスタ王国マーロックの街へと転送されました。】


【チュートリアルクリア報酬として3000Gと初級ポーション✕5、初心者防具セット、初級武器カタログが送られます。】


【称号:致命の初撃、首狩り】


なんか、いろいろと取得したみたいだからとりあえず防具を装備しておくか。

後武器カタログは·····

ふむいろいろあるな。

とりあえずこのナックルナイフとかいうのにするかな。

メリケンとナイフが一体化したようなこれだな。


次は称号とやらの確認だな。

俺はステータスの称号欄にある2つの称号をタップした。



致命の初撃

ゲーム開始後初めてのプレイヤーの攻撃でモンスターのHPを50%以上減らすと取得する。

初撃のダメージ1.5倍


首狩り

ゲーム開始後5撃以内(敵味方モンスター含む)の攻撃でプレイヤーが首への攻撃でモンスターを討伐するか1000体連続首を刈り取る(ただし敵のモンスターの能力が自身と同格か格上のみ対象)と取得できる。

首への攻撃に切断力が上がりダメージ1.5倍



ほうほう、なかなか良い称号だけど致命の初撃とか俺以外に何人取れるんだ?

首狩りはチュートリアル以外でも取れるにしても条件がキツイな。

俺もこれが取れたのはかなりマグレだと思うが····


さて、一度ステータスを一旦見ておくかな。




名前:グロウ


能力

HP:150

MP:100

身体:10(+1)

頑強:10(+5)

知識:10

敏捷:10(+1)


武器

右:ナックルナイフ(身体+1:頑強+1)

左:なし


防具

頭:素(身体+0:頑強+0:知識+0:敏捷+0)

胴:安物革鎧(身体+0:頑強+2:知識+0:敏捷+0)

腕:安物籠手(身体+0:頑強+1:知識+0:敏捷+0)

手:素(身体+0:頑強+0:知識+0:敏捷+0)

脚:革ズボン(身体+0:頑強+1:知識+0:敏捷+0)

足:革靴(身体+0:頑強+0:知識+0:敏捷+1)


アクセサリー

安物鞄(1/5)

財布(3000G)


共通スキル

心域牧場Lv1(飼育数1/1:召喚数0/1)

契約(1/1)


固有スキル

鎬流古武術


称号

致命の初撃

首刈り



ふむふむ、安物セットの防具とはいえ上昇率とか見ると素の身体能力の差とかは装備ですぐに埋まるようだから余り意味がないのか?

だけどそうすると誰でも装備があれば戦えるようになるから他に何かあるはずなんだよな。

そのうち調べてみるか。




ピコン♪



ん?

なんだ?

視界の右上あたりにピコンという音と共にメッセージが届きましたと書かれたお知らせが来た。

そこに意識を向けると



グロウへ


どこの国になったんだ?

オレはターニア帝国 コスマラの街に送られたぞ。

ゲームでファンタジーを求めてたら科学が発展していてあまりファンタジー感がないんだよな。

合流するために連絡くれよな?


追伸

4項目平均6もあったら冒険者ギルドで期待の超大型新人扱いだぜ!


大親友のカッツォより



おい、6で超大型新人って俺は平均10だぞ?これはいよいよ、素の能力について調べないとまずいか?


とりあえず返信してからギルドへ行ってみるか。

とりあえず合流はまだまだ先だろうからそのへんのことを書いて送ろう。



えっと、そういえばまだ周りすらよく見てなかったな。


俺は周りを見渡した。

俺がいまいるところは大きな噴水のある広場のようだ。

周りの建物はレンガ作りのしっかりとした造りの家?というか商店が建ち並ぶ場所のようだ。

そうして眺めていると剣がクロスした紋章の看板がかけられた建物を見つけた。


しばらく観察していると防具や武器を携えた人たちが出入りしているのでそこがギルドだと思い向かうことにした。



中へと入ると案の定探していたギルドのようで受付やら何やらが並んでいるのがわかる。


キョロキョロとしているとふと目にあるものが飛び込んできた。

そう、気になっていた素の能力について書かれた表だ。

だが見るためには受付に並ばなくては近くで見れないようなので大人しく並ぶことにした。


しばらくすると、自分の順番になった。



「こんにちは、本日はどうなさいましたか。」


「ギルド登録と素の能力について知りたいと思い来ました。」


「そうしましたら、素の能力についてからご説明したほうが良さそうなのでお話させていただきますね。」



それにしてもNPCが人間にしか見えないな。

まぁ、人間だと思って話せば問題はないだろう。



「まず、素の能力ですが1~10の10段階でステータスに表示されます。

大人になるまでに自然に4くらいには上がるのですがそれ以上はかなり過酷と言える訓練を経て上がると言われています。」


「ほうほう」


「そして、素の能力が高くなければ装備が出来ない防具や武器があります。そちらに目安の表がありますのでご覧ください。」



俺は言われた表に目を向けた。



素の能力の意味(4項目平均)

1~2子供

3~4大人(最低限の戦闘が可能)

5~6戦闘が可能

7~8一流

9超一流

10超越級

素の能力によって装備可能な防具や武器の等級に制限がかかる。


装備等級による能力制限

粗悪品(1~)

一般品(1~3)

良品(2~4)

希少品(5~6)

伝説品(7~8)

幻想品(9)

神話品(10)

ユニーク品(ユニークのみ特殊なアイテムで等級外)



おいおい、俺はなんでも装備できるんじゃないのか?



「確認されたようですね。また、そこには書かれていませんが最近の研究で素の能力によるテイムモンスターとの関連性というものも発表されております。」


「それはどのようなものですか?」


「はい、それはですね。簡単にいうと能力の高さによってテイムのし易いモンスターがおりお互いに惹きつけられ出会う運命にあるとかなんとかいわれています。」


「へえそうなんですね。」


「それではそろそろ登録されますか?」


「もちろんです!」

 

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また、モンスターのアイデアを常時募集しております!

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