目を覚ました所は
俺はあの苦しみから解放された。目を覚ました所は天国か、地獄か、はたまたそんな世界なんて一つたりとも存在しないのかと不安と好奇心が混ざって混乱した状態だった。そしてもっと活躍したいと思う
執念を抱き、自らの影に魂を入れた。これは俺が持つ「魔術」だ。
本来であれば戦闘特化魔術なら、支援武器に魔術のソウルを詰め込み、魔獣が出せる。
その魔獣は、武器の強さで強いとかはない。例えば雑魚のやつでも魔獣が強ければ昇格なんてことも
あり得る。そして一時期俺が有名になったかと、ネットで「アーサー・セイント」と調べたこともあった。これは俺の名前だ。しかし出るなんてことはほとんどない。
そして数日後、思わぬことが起きた。2日しかたっていない新入りがいきなり上級までいったのだ
それは魔獣のおかげだった。最初の剣でまさかの強い魔獣を手に入れたのだ
そしてこのすべての戦士や怪人、魔獣や武器には戦闘数値がある。
それで人間の平均数値は1000とされている戦士の数値基準範囲は魔力、運動能力、防御力などがある。
それをもとに数値が出る。これは学校などで実施したり健康診断などで数値を計測する。
そして魔獣の数値は極めて高く、弱いものでも10000は軽くいく。
そして影に魂を入れたらどうなると思うか、答えは簡単だ クローンだ
同じ知識を持ち、同じ魔力などになる。そしてこの魔力はまだ特徴がある
それは、転生進化だ
自分の内なる力を開放して、力を最大限に伸ばすことができる。
しかし、失敗すれば、性格や身体能力、下手すれば命だって失うことになる。
俺はこんな魔力だ
そして影はどこかへ行き、俺の記憶が砕けるように無くなっていったというわけだ
最初に目を覚ました所は壁が数字で気持ち悪くなるほどびっしり書かれていた
そしてここを異世界と呼ぶことにした