シメは○○でよろしく
お風呂上がりにルイス特製アイスミントティーを飲んでいたら、喫茶店で約束したのを思い出した。
私は両手を広げてルイスにハグを要求した。ぎこちないながらも、ルイスは私の背中に手を回した。
「エルシィ、どうしたの?」
「喫茶店でもっとキスくれるって約束したから、今請求します。ね?ちょうだい?」
「………エルシィが可愛いし。湯あがりタマゴ肌…ぐっ…なんて破壊力なんだ…」
破壊力って、何もしてませんよ。ちゅーしてとねだっただけだよ。
まさか、キモさ?キモかった??私はただ、ルイスのキスが欲しかっただけなのに…!
「ルイスぅ…」
甘えた声でおねだりしたら、ルイスも覚悟を決めたらしい。そして、キモかったわけではないようだ。照れてただけだ!セェェェフ!!
あれ?
何故ルイスの背後に天井が見えるのかな??
「エルシィ…」
どうやらルイスによってソファに押し倒されたようだ。私にも気づかれずに押し倒すとか、やるなぁルイス!
押し倒されたままキスをもらう。うっとりとルイスを見上げた。幸せだなぁ。
ん?あの、なんか…身の危険を感じるんですが??気のせい?なんかこう…触り方が怪しいような??
「エルシィ、僕にも性欲はあるんです。あまり刺激しすぎると…こうやって痛い目にあうんだよ?」
「ひあ!?」
耳!耳があああああ!舐められてる!!みみぎゃああああああ!!
いや、耳よりも下半身!明らかに防御力が低下しておるうううう!!
「ふ……くそ……身体がおかしい……媚薬の類いか?」
「びやく?」
びやく……白檀…白夜…いや、媚薬………媚薬!??
なんでそんな…あ、もしやあの店!?まさか、媚薬のせいで昨夜はお楽しみでしたね展開になっちゃう!??
服の中に手が!えええええ!?ど、どうしよう!
「ぐっ!」
「ルイス!?」
ナイフで自分の足を切りつけるルイス。
「な、なんで!?」
「このままじゃエルシィを襲ってしまう…初めてはエルシィとの結婚初夜って決めてるし、こんな状況じゃエルシィを傷つけてしまうかもしれない」
つまり、私のために自分を傷つけてまで耐えようとしたのか…
「私は多少痛くても…」
「ダメ!エルシィにいたいおもいはさせたくない…」
ルイスは苦しそうだ。それに、自傷した傷も治さなきゃ。いや、媚薬をどうにかするのが先?最後までしなくても発散させてやれば……いい?
駄目だ!さっきから手がヤバいとこまで触ってて、考えらんない。変な声でそう!
「ご主人様、ご主人様~」
「エクステリア?」
頭に響く聖剣エクステリアの声に返事をした。相変わらず声がユルいわ~。
「私を使って解毒して、傷も治してあげたら?」
その手があったか!
聖剣エクステリアの本質は剣ではなくは願いの魔法。治癒も解毒も得意である。エクステリアによれば、治療魔法が本来の用途であったらしい。つまりルイスを治すのはたやすい。
しかし、『千載一遇のチャンスじゃないか?』と内なる肉食が私に囁いた。た、確かにもうこんなチャンスはないかもしれない。
ルイスの頬を撫でるとそれすら快感なのかルイスが甘い声をあげる。ルイスがエロい。これはもったいない。
うっかり欲望に負けそうになった瞬間、肉食をしばき倒す者がいた。奇襲を仕掛けて肉食を縛りあげた乙女が『ルイスは自分を傷つけてまでエルシィを守ろうとしたのよ!不可抗力とはいえ、ルイスの気持ちを無視しちゃダメ!』と叫ぶ。
やるな、乙女。まさか肉食に勝利するとは思わなかったよ。しかもちゃんと肉食から隠し武器も取り上げている。流石は私。 乙女エルシィもやる時はやるらしい。
いや、そこはどうでもいい。ルイスをエクステリアの力で治してあげました。
「ひどい目にあった…」
ぐったりするルイス。ちょっとひっついて甘えたら、よしよししてくれた。
「今日は楽しかったね」
「…そうだね」
「これからもよろしくね」
「うん」
これからも、ずっとルイスと歩いていきたい。そう願ってルイスに抱きついたら……何やらかたいブツに触れた。
「ルイスさん」
「……………」
「沈静化のお手伝いを「しなくていいから!自己処理します!!」
「いやいや、遠慮なさらず。先ほど私にも色々したよね?」
えふふふふふ…逃がさなーいよ!私はルイスを縛りあげ、今宵はそれはもう濃密な夜となったのでした。
「き、きゃああああああ!!」
そんな我が家では、ルイスの悲鳴が響き渡りました。うん。やっぱり私より女子力高いわ。
本日のエルシィの成果
職業レベル
・聖女 99【MAX】
・勇者 99【MAX】
・狂戦士 99【MAX】
・真魔王 99【MAX】
・覇王 99【MAX】
・魔剣士 99【MAX】
・指導者 35
・嫁 -99【MAX】
・肉食女子90【+10】
・夫 90
称号
・真の魔王
・魔族のカリスマ
・破壊の女帝
・ルイスの婚約者
・スライムの親玉
・ドラゴンの親玉
・悪魔っ娘
・ルイスの王子様
・ルイスの旦那様
・食べさせたくなる子
・萌えの伝導者




