自宅とマイハニー
ようやくイチャイチャメイン回ですよ。
さあ、厄介事はすべて終わりました!これから、私とルイスのめくるめくイチャイチャタイムですよ!
「ただいまー」
「エルシィ、お帰りなさい」
エプロンをしたルイスが駆け寄って来ました。
「お土産。生ハムだよー。たまには贅沢しよう!」
「わあ、ありがとうエルシィ。サラダに入れようかな」
エプロンをした新妻、帰宅した夫…性別が逆転しているが、新婚さんみたいだ。
「ご飯できてるし、お風呂もわいてるよ」
ぬあ!?これは…
「どっちにする?」
くっ…最後の大事な選択肢がない…だと?ならば、道なき道を突き進むのみ!!
「ルイスがいいなぁ」
「……………は?」
「ルイスからのお帰りなさいのちゅーがいい」
「おかえりなさいの、ちゅー?」
ルイスは首をかしげた。
「…………おかえりなさい?は!?え!?ちゅーってキス!?え、えええええ!?」
「ルイス、んー」
ルイスの首に手をまわして、キスをねだる。
「あ、あわわわわわ…ち、近いよ…エルシィ」
「ちゅーが欲しいの!じゃなきゃ、耳をはむはむしちゃうぞ!」
早速ルイスのお耳を甘噛みする。うむ、いい感じ。
「き、きゃあ!もうしてるじゃ……あん、そんな…舐めないで……」
ルイスは涙目で震えているが、拒否はしてない。口だけである。されるがままである。嫌がればすぐやめるつもりだったが、ルイスが嫌がらないので止めどきがわからない。
「す、するから……」
震えながらもするとルイスが告げたので、先ほどと同じようにキスを待つ。
「ん………」
ちゅ。
おでこ………だと?これはこれで萌え…いやいや、いかん!妥協してはダメだ!
「ルイス」
「き、キスしたよ!」
「私は口に欲しい」
「う………わ、わかった」
震えながらもルイスはキスをくれた。触れるだけの拙いものだが、大変満足だ。
「うふふ、ルイスだぁい好き」
抱きついてルイスの首筋にスリスリする。ルイスの首は真っ赤になっている。
「!??ぼ、僕もエルシィがすき……え、エルシィ、なんか積極的過ぎないかな!?」
「私は猫…いや、女豹になることにしました!」
「え?」
「おしとやかな奥さんより、ルイスを誘惑する女豹を目指すことにしました!」
「待って!?どうしてそうなっちゃったの!?」
「なんかそっちの方がイケる気がして…」
目指せ肉食女子!物理的に肉食だし、イケる気がするよ!
「花嫁修行は!?」
「続けるよー。ただ、せっかく両想いになれたわけだし、攻めようかと」
ルイスのハートを盗る猫です!!
「だ、ダメだよ!僕だって男なんだから、あんまりされたら理性がヤバいんだから!ただでさえ二人きりなんだから、誘惑しないで!僕はなにもしなくたってエルシィにメロメロなんだから!…ご、ご飯が冷めちゃうから食べよう!」
「はーい」
ルイスがもっかい軽くちゅーしてくれたので、私は満足です。しかも、わたしにメロメロですとな?嬉しいなぁ。
「えへへ」
にっこにこでルイスと手を繋いでリビングに行きました。ルイスのご飯は今日もおいしくて、幸せです。ちなみに、メニューはシチューとルイス特製の焼きたてパン、生ハムサラダ。
「おいしいなぁ。ルイスのご飯」
「たくさん食べてね。僕、エルシィがおいしそうに食べてるのを見ると幸せ。僕のご飯でエルシィが喜んでるのを見てると…誇らしい気持ちになる」
なんと………嫁の鑑だな!
「あ、でも私もルイスに美味しいもの作れるようになりたいなぁ…」
野性味溢れるバーベキューとかなら得意だけど…家庭料理ではない。私の得意料理は、男の野外手料理である。
「じゃあ、今度一緒に作ろっか」
「うん!」
さりげない約束が幸せだ。ジェリーちゃんも帰ってきたし、ルイスと両思いになれた上に婚約まで…幸せ過ぎて怖いな!
「母様、私ハオ出カケシテキマス。他ノスライム達二無事ヲ伝エテキマス。母様達ノ交尾二邪魔デショウシ」
「…………うん?」
ジェリーちゃんはとんでもない爆弾を投下しました。こーび??しかし私は驚愕しすぎたらしく、いまいち頭が働かなかったので反応できなかった。逆にルイスは激しく反応した。
「ししししないから!まだしないから!別に居てくれていいっていうか、むしろ居て!いたたまれないぃぃ!!うああああああ!!」
しかし、ルイスの叫びもむなしくジェリーちゃんはさっさと出かけてしまった。
「…………………」
私の脳ミソはようやく再起動をはたし、意味を理解した。
「…………………する?」
「しない!まだしない!!なんでそんなに余裕なの!?」
別に余裕ではない。めっちゃ動揺しとるがな。固まってたから動揺が表情に出なかっただけだよ。
最愛の子兎は、顔を真っ赤にしてあーとかうーとか言いながら歩き回り、私をチラッチラ見ていた。
なんだこれ、可愛い。
キュンキュンしたので、音もなく背後に忍び寄り、首を甘噛みした。
「き、きゃああああ!?」
腰砕けになるルイス。とっさに支えたんで、なんか私が押し倒したみたくなってる。
「……………………」
うむ、涙を目にためてプルプルと震えるルイス…アリだな。
「え、エルシィ?」
「ルイスはおいしいね」
ルイスの首をペロリと舐めて舌なめずりをしたら、スゴい速さで部屋のすみまで逃げた。
「○×△□ふぃじこみゅねな※!??」
あ、やり過ぎた。もはや言語が崩壊している。ついにルイスが泣いた。
「もー意地悪しないから、おいで~」
両手でハグのかまえで待つ。すみっこで真っ赤になってプルプルしている子兎…かわゆす。
「………………(ちらり…プイッ……チラチラ)」
警戒した子兎でしたが、私が後ろを向いたら抱きつきに来ました。
ふぬおおお…(悶え)
だ、ダーリンが可愛すぎて辛い…!しかしかじるとまた寄ってこなくなりそうなので、耐えるしかない私がいました。
まだイチャイチャ回は続きます。




