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嘘つきは勇者の始まり。  作者: 夜音わど
ようこそ、Lairへ
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2話

 「ライア・・・?」

聞きなれない言葉に、思わず聞き返してしまった。

「英語で嘘つき、の意味だ」

「まぁ、表向きはただのカウンセラー集団だし、名前も違うんだけどね」

表向きはってことは、裏では何か悪いことでもしているのだろうか。

「裏で何かしてるんですか?」

二人は顔を見合わせて笑って

「今は知らなくていい」

「今は知らなくていいよ」

と言われた。

「ライ、お前にはここにいてもらうだけでいい。Lairに入ってもらえるか?」

正直に言おう。僕は、この人たちのことを信用できない。

もし、この人たちの言っていることが嘘だったら?

人間、それは少なからず嘘をつく生き物だ、と僕は思っている。

でも、それでもこの人たちは僕が求めていた「嘘をつくのは悪いことだ」と言ってくれる人たちになってくれるかもしれない。

そう思うと

「入ります」

としか言えなかった。

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