表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/134

想定いかだと思う

山の麓に降り立ち、今後の事を考える。


こちら側の川沿いを歩いて行くのは、巨大爬虫類が居るので、何としても避けたい。


そうすると川を渡らなければならない。


でも川の中に、どんな生き物が居るのかわからない。


元の世界でもワニとかピラニアとか、水ヘビとか、もしかしたら、猛毒のクラゲとかいたら大変だし。


巨大昆虫もいるのだから、巨大ゲンゴロウとか、居たら補食されてしまうかもだし。


ファンタジー系なら、それこそビックマウスとか言う身体の殆どが口と言う、巨大魚とかが現れそう。



飛び越そうとしても川幅は百メートルを軽く越えていそうだ。


後先考えずに助走を付けて、ジャンプすれば反対岸に届くかもしれないが、微妙な気がする。


届かなければ、落ちるわけで、やっぱり食べられてしまう可能性がある。



いくら恐れても、人工物が見えたのは、反対側。


どのみち、いつかは渡らないといけない。



とりあえず、恐い生き物が居るか調べるため川の側に来てみた。



川の水は、やや濁っていて直接飲むには難があり。


その分、肥沃な森の栄養満点って感じだ。


でもこれだけ濁っていると、深さもわからないし調べようがない。


振動感知も、水流振動の為まったく効かないので、初っぱなからお手上げ状態である。



何か情報は無いかと、しばらく川を見ていたが、水鳥が泳ぎ、時折魚が跳ねるくらいである。



その後もしばらく見ていたが、これと言って変わったことも起こらない。


上流で倒れたのか、木が流れて行った。



その時にイカダを作れば渡る事が出来ると、ようやく閃いた。


木を切り倒すことは、ホウキ高速振りで行った。


枝を切る道具はないので、低い位置に枝がない木を選び、枝の下辺りを狙って高速振り。


直径三十センチくらいの丸太を八本用意した。


ロープ代わりに太い糸を出して、束ねてからしっかり結ぶ、その時にベタベタ糸で接着することも忘れない。


糸は自家製なので、大盤振る舞い、途中糸が枯渇しそうになったので、大量に肉と野菜を食べてぐっすり眠むり、翌朝から再開しお昼過ぎにひとまず完成となった。


ベタベタ糸が硬化するまでしばらく乾かす時間が必要なので、また二日が経過した。


乾くまでの間は、オールになりそうな平たい木切れを何本か探していた。



三メートル×二.五メートルのイカダは、あちこちを糸で結ばれて、ほとんど真っ白である。



とにかく頑丈に作ったのでガタつきもないが、とにかく重かった。


でも、なんとか引きずる事が出来たので、川岸で作っていた事も幸いして移動距離は短くて済み、最後は蹴りながらも川に浮かべることが出来た。


その後は、バテてしまったので、もう動く気にもならず、流れていかないように糸で大岩に固定した。




真紀は、明日の朝に出発することにして、夕飯の食料を探しに行った。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ