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イモ☆ヤン外伝 ~信じていた妹が◯◯になるなんて・・・~

作者: 冬眠クマ

今回は完全な壊れギャグですので、そういうのがお嫌いな方はご注意下さい

・・・どうしてこうなった・・・

    





    深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ

                     ~ニーチェ~












 

やぁやぁこんばんは


皆のお兄ちゃんこと「しんちゃん」だよ


また会えて嬉しいよ


しかし、君よく生きていたね


初めてじゃないかな?妹に狙われて生きていた人は


どうやったのか大変興味深いけど、聞かないでおくよ


友達には秘密も必要だからね


そう、友達


君とは友達になりたいと思っているんだよ


前も言っただろ?僕には友達がいないって


妹に狙われて生きている君は得難い存在だ


是非とも友達になってほしい


え?ふざけるな変態野郎って?


ひどいこと言うなぁ


悲しくて胸が張り裂けそうだよ


嘘だけど


そう、嘘


ぼくには友達なんかいらない


妹、「蛍ちゃん」だけいればいい


・・おっとまた話が脱線したね、僕の悪い癖だ



さて本題に入ろう


君にはまた話を聞いてもらいたいんだ


え?どうせまたヤンデレ妹の話だろうって?


うん、正しくもあり間違ってもいるかな


たしかに聞いてもらうのは妹の話だ


けれども今回はヤンデレの話ではないんだよ


え?お前のキ○ガイ妹の話なんかどうでもいい?


ひどいなぁ



        

        口を慎めよゴミクズ、ひねり潰すぞ




・・・・なんてね


冗談だよ冗談


だからその殺気を納めてよ、おっかないなぁ


でも妹の悪口はやめてくれよ


ちょっとヤンチャだけど可愛い妹なんだぜ



・・・さて話を戻そうか


聞きたくないのはわかるけど頼むよ


僕一人で背負い込むにはちょっときつい話なんだ


前回君には僕の日常を話したろ


その時の話に関してのことなんだ


ちょっと困ったことが起きてね


うん、まさかあんなことになるなんて


悪い夢のようだよ


・・・・興味が出てきたかな?


それでは聞いて欲しい


僕と妹の身に起きた事件を


あのおぞましい事件を


そう、それは






                一枚のパンツから始まった




  











               イモ☆ヤン外伝


              究極超人パンツマン

          

        ~信じて放置していた妹が、僕のパンツにドハマリして

         究極超人パンツマンになるなんて~



  












              序章・再誕





「お兄ちゃん起きてる?」


「・・・寝てるね」


「よかった、睡眠薬がちゃんと効いてるみたい」


「ごめんねお兄ちゃん」


「でもお兄ちゃんが悪いんだよ?」


「お兄ちゃんのせいなんだよ?」


「私もう我慢が出来ないの」


「あの日からあのことしか考えられないの」


「お兄ちゃんの味を覚えこまされたあの日」


「私はきっと壊れちゃったんだ」


「だから・・・ごめんね」



     シュルリ



「綺麗だよお兄ちゃん」


「それじゃあ」


「いただきます」










               変・身!




            究極超人パンツマン!!



              再・誕!!!



     説明しよう!!

     究極超人パンツマンとは、愛する者のパンツをかぶることにより

     どちらが上か下か分からなくなり、宇宙的な力を得た人類のことである

     その力とは、社会的な信用の著しい低下、女なのにマン等様々である


 





「フ、フォォオオオ!!これだ!!」


「ああ、たまらない、この匂い!

 漲ってくる!!」


「・・・ジー」


「私は今、生きている!!・・・ハッ!?」


「おはよう蛍ちゃん」


「お、おはようお兄ちゃん・・・見てた?」


「え、ああ、うん」


「そんな、睡眠薬が効いてたはずなのに・・・」


「いや、もう何百回も使われているからね

 いい加減耐性もできるよ」


「で、蛍ちゃん

 人の趣味に口をだす気はないけど・・・

 その姿は女の子としてどうなんだろうとお兄ちゃん思うんだ」


「あ、あわわわわわ・・・」


「・・・・うん、ごめん、ちょっと引くわ」


「い、いやぁあああああ!!

 記憶を失えぇえええええ!!!」


「うわ!?またオーラか!!

 ら、らめぇえええええええ!!また侵食されちゃうのぉぉぉ!!」


「ジー・・・(REC)

 ごめんねお兄ちゃん・・・

 でもお兄ちゃんが悪いんだよ

 おとなしく記憶を失ってね☆

 ・・・あ、ついでにこっち向いて両手でピースして、ピース」


「さ、最低!!あなたって本当に最低の屑だわ!!

 く、屈しない、ピースなんかしにゃぁぁあああ!!

 んほぉぉおおおおお!!」


「ジー(REC)お兄ちゃん、綺麗・・・」


 

こうして、お兄ちゃんの尊い犠牲を払って、再び究極超人パンツマンは降臨した

戦え!パンツマン!負けるなパンツマン!

お兄ちゃんの体はもうボロボロだ!!














             中章・邂逅



「お兄ちゃんまだ起きないなぁ」


    てくてく、ガチャ


「お兄ちゃん、朝だ・・・よ・・・」


「ふぁあ・・・おはよう蛍ちゃん」


「おはよう、お兄ちゃん

 ・・・で、そいつ誰?」


「え?

 ・・・うわぁあああ!なんか隣に裸の女の子がいる!?」


「どういうことなの、お兄ちゃん・・・

 誰なの・・・誰なの誰なの誰なの誰なの誰なのその女は!!

 この泥棒猫!!!!!

 許さない・・・許さない許さない許さない許さない!!

 決して許すものか!!肉片も残さず滅してくれる!!」


     ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


「お、落ち着いて蛍ちゃん

 揺れてる!なんか家が揺れてるから!!」


「うるさいなぁ・・、あ、おはよう、しんちゃん」


「はい、おはよう・・って!!

 君、誰!?」


「ひどいなぁ、幼馴染を忘れるなんて

 君の幼馴染の「如月 楓」だよ、しんちゃん」


「え、楓ちゃん?

 日本に帰ってたの?」


「そうだよしんちゃん、ただいま

 それじゃあ、結婚しようか」


「「は?」」


「いや、だから結婚だよ

 君と私は愛し合っているんだから当然だろう?」


「・・・どういうことなのお兄ちゃん?」


「ひっ、蛍ちゃんの目に光がない!?

 いや!?知らないよそんなの!?

 楓ちゃん、なんで君と僕が愛し合っているのさ!?」


「なんでって




           そんなの前世からの運命に決まっているだろう?」


「「え?」」


「前世での君は私をとても愛してくれて、

 何度生まれ変わっても愛してくれるって言ったじゃないか

 だから君と私が結ばれるのは当然なんだ」


「サイコさん、サイコさん気味だこの人・・・

 ・・・思い出した

 そういえば楓ちゃん、昔に僕絡みで大量虐殺やらかして

 アメリカの刑務所に送られたんだっけ・・・

 出所していたのか・・・

 ん?でも楓ちゃん、君たしか終身刑じゃなかったっけ?」


「いやだなしんちゃん

 そんなの、君に会うために脱獄して来たに決まっているじゃないか」


「なにそれこわい

 ・・・たしかあそこ脱獄不可能な世界最高の監獄じゃなかったっけ?」


「ああ、大変だったよ、脱獄に10年もかかってしまった

 警備システムは造作もなかったんだけどね

 ・・・問題だったのはそこの主でさ

 なんて言ったかなあの筋肉ダルマ、たしか縛られない人だとかなんとか

 まぁいいや

 で、そいつが強敵でね、何度も脱獄を企てたがそいつにいつも阻まれた」


「でも、今君がいるってことは・・・」


「ああ、倒したよ、君の愛の力で」


「僕の愛の力?」


「ああ、そうだ愛の力だ

 それは・・・」



         

          痛い・・・


          また、勝てなかった・・・


          しんちゃん・・・会いたいよ・・・


          しんちゃん・・・スーハー・・・


          ああ、感じる・・・


          しんちゃんのぬくもりを・・・


          本当に持ってきておいてよかった・・・


          しんちゃんとの「絆」・・・




          しんちゃんの「パンツ」を・・・




「またパンツかよ!

 君もか!君も変態なのか!!

 てか前にパンツがなくなったのは君が犯人か!」


「変態ではない愛だ!!

 それに盗んだのではない

 君は私の夫なんだから、夫のものは妻のものだろう?


 ・・・話を戻そう

 奴に敗れては、しんちゃんのパンツで勇気をもらう日々

 しかし哀しいかな、日に日にそのぬくもりは消えていく・・・

 私の心は折れそうになっていた・・・

 そんな時、声が聞こえたんだ・・・」



  

          力が欲しいか・・・


          力が欲しいならくれてやろう・・・


          さぁ・・・・・・・・・・・・・・・



「天啓だった・・・

 そうして力を得た私は奴を倒し、無事しんちゃんのところに帰ってきたってわけさ」


「へー・・・

 やな予感しかしないけどその力ってのは?」


「ああ、是非とも見て欲しい

 これが、私が得た力

 これこそが、君に捧げる愛の力だ!!!」






                 



                   変・身





             極大超人パンツマン・ブリーフ!!!



      説明しよう!!

      極大超人パンツマン・ブリーフとは

      愛する者のパンツ(ブリーフ)をかぶることにより

      どちらが上か下か分からなくなり、宇宙的な力を得た人類のことである

      その力とは、社会的なにそれおいしいの?女なのにマン等様々である







「やっぱりか!!

 どうして僕の周りには変態しかいないんだ・・・」


「美しい姿だろう

 さぁ、祝言だ

 ハネムーンはどこがいい?しんちゃん」





          ・・・言いたいことはそれだけか、アバズレ




ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


「ならば死ね

 誓うぞ、決して逃がさない」


「ひっ!?

 蛍ちゃん、蛍ちゃん、まずいから!!

 オーラが収縮して暗黒天体ができてるから!!

 らめぇえええ!世界が終わっちゃうのぉおおお!!」


「・・ああ、貴様がいたか妹

 邪魔だぞお前

 いまここで滅してくれる・・・

 と言いたいところだがここではまずい

 場所をかえよう」


「・・・いいだろう

 貴様の死に場所だ、好きに選べよ」


「This way、Follow me」


「・・・なにこの展開

 うう、胃が痛い・・・」



突如現れた泥棒猫、極大超人パンツマン・ブリーフ

果たして妹は彼女に勝てるのか

戦え!パンツマン!負けるな!パンツマン!

お兄ちゃんの心はもうボロボロだ















       終章・決戦





「着いたぞ、ここだ」


「・・ここは」


「懐かしいだろう、私達としんちゃんが遊んでいた丘だ

 決戦の場としてはふさわしいだろう」


「確かにな

 ・・・では死ね

 力を得て思い上がっているようだが、その程度で私に勝とうとは1000年早い

 泥棒猫・・・お兄ちゃんは渡さない!!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


「ふふ、凄まじい力だな

 確かに今の私では貴様に勝てん

 ・・・今の私ならな!!」


「なに?・・・それはッッッ!?」


「見よ!!

 これが私の新しい力だ!!

 変・身!!!」










              それは神威の具現




            至高天パンツマン・ビキニ!!



   

                降・臨!!!



     説明しよう!!

     至高天パンツマン・ビキニとは

     愛する者のパンツ(背伸びして買ったビキニ)をかぶることにより

     どちらが上か下か関係なくなり、神に匹敵する力を得た人類のことである

     その力とは、社会的などもはや不要、性別すらも超越する等様々である




「貴様・・なぜそれを!!

 私が目をつけてたのに!!!!」


「ふふ、愛の力だよ」


「いや、盗んだんだよね、それ!!

 蛍ちゃんも何言ってんの!?

 うう、見つからないように厳重にしまっておいたのにどうして・・・」


「ではゆくぞ

 ・・・簡単に壊れてくれるなよ?」


「は、速い!?

 ぐぁぁあああああ!!」


「馬鹿な!?あの蛍ちゃんが一方的に・・・」


「なんだ、手応えのない

 ・・・では死ね

 あの世で私としんちゃんの結婚式を見てるがいい」


「蛍ちゃん!!!!」


「・・・これだけは使いたくなかった

 ・・・これだけは

 でも・・・お兄ちゃんのためなら

 お兄ちゃんを守るためなら・・・・

 私は・・・

 人間をやめるぞぉおおおおお!!

 変・身!!!!!!!!!!!!!!!」






     それはひどく冒涜的で、名状しがたいものだった





「あ・・・あ・・・蛍ちゃん、その姿は・・・」




     それは人を超え、神を超えた姿




「違うわお兄ちゃん、私は蛍ちゃんじゃない」




     一人の男に捧げた超越の物語






「そう、私の名は」











        究極至高超神パンツマンWソックスwith裸Yシャツ!!


       

             最・終・顕・現!!!!!



    説明しよう!!

    究極至高超神パンツマンWソックスwith裸Yシャツとは

    愛する者のパンツ、ソックス、Yシャツを装着することにより

    上か下かがゲシュタルト崩壊し、全てを超越した力を得た人類のことである

    その力とは、この宇宙全てをお兄ちゃん色に塗りつぶす等様々である


  




「変態だーーーーー!!!!!!!!」


「ひどいなお兄ちゃん、愛だよ愛

 ・・・私はお兄ちゃんの全てを愛している!!!!」


「愛が重いよ!?

 ・・うう、妹がどこへ行こうとしているのかお兄ちゃんもうわからないよ」


    ガタガタガガタ・・・


「震えてるのか?泥棒猫

 ・・・力の差が分かるようだな

 ・・・よくも、よくもお兄ちゃんの秘蔵のビキニを奪ったな!!

 絶対に許さんぞ!!死よりもおぞましい恐怖を貴様に刻んでやる!!!」








     偶然その場を目撃したとあるヤンデレは後にこう語る




     初めてですよ、あんなものを見たのは・・・


     私もヤンデレですので色んな殺害方法を見ましたが


     そのどれにも当てはまらなかった


     人がね・・・舞っていたんですよ


     彼女は相手の手を掴んだと思ったら・・・


     相手をぶん回したんです


     まるでヌンチャクみたいに・・・


     人があんな風に宙を舞うなんて想像したことすらなかった


     え?振り回されて終わったのかって?


     はは、貴方はヤンデレのことを何も分かっちゃいない


     相手はお兄ちゃんにつきまとう害虫


     それだけで済むわけがないじゃないですか


     ・・・ええ、叩きつけられてましたよ、何度も何度も


     言ったでしょ、ヌンチャクだって


     正直・・・恐怖を覚えましたよ


     お兄ちゃんを失うこと以外怖いことなんてないと思っていたこの私がです


     見ているだけの私がそう思うんだから、相手はそれ以上でしょう


     え?彼女のお兄ちゃんはどうしたのかって?


     気絶していましたよ


     無理もありません、あまりの事態に心が耐えかねたのでしょう


     相手はその頃には・・・ミンチよりひどい有様でしたから


     ・・・話はこれでおしまいです


     でも、こんなこと言うのも何ですけど


     お兄ちゃんのためにあそこまで強くなれるって


     憧れちゃいますよね、ヤンデレとして・・・






ゴシャン☆ゴシャン☆ビチャン☆グチャン☆・・・・ドシャッ☆



「ふぅ・・・」


「悪は滅びた☆」


「さぁ、帰ろう?お兄ちゃん」


「お兄ちゃん?・・・・・お兄ちゃーーーーん!?」




こうして、パンツマンの活躍により悪は滅びた

しかしいつの日か第二第三の泥棒猫が現れることだろう

そのときまで

戦え!パンツマン!!負けるなパンツマン!!

お兄ちゃんの魂は・・・先生大変お兄ちゃん息してないの!?




                          劇終














やぁ、どうだった


・・・ドン引きしてるね


無理もない


・・・コメントに困るだろ?


なんでこうなってしまったのかさっぱり分からない


一体何悪かったのか、君なら分かるかい?


え?話が終わりなら帰るって?


つれないなぁ


まぁ、でも待ってよ


最後にもう一つだけ聞いてほしいことがあるんだ


どちらかと言えばこちらが本題かな



ねぇ君は聞いたことがあるかな?




        深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ



てさ


彼女達を見ていた時、たしかに引いたよ


ドン引きさ


でも


同時にこう思ったんだ



       ああ、なんて楽しそうに生きているんだろう



てね


だから僕は



        深淵を



こう思ったんだ



        覗く時



僕も輝きたいって



        深淵もまた



そう、これが僕の新しい姿



        こちらを覗いているのだ











                 変・身!!



              至高超人ブラパンマン!!



          説明しよう!!

          以下略





・・・ああ、窓に、窓に!!




                                おわれ












おまけ



「・・・はっ!!」


「く、ひどい目にあった、パンツがなければ即死だった」


「・・・?」



やぁやぁ、楓ちゃん生きていたんだね



「しんちゃん!!」



そうだよ、しんちゃんさ


ひどい目にあったね楓ちゃん



「しんちゃん!!・・・しんちゃんしんちゃんしんちゃんしんちゃん」



あはは、くすぐったいよ楓ちゃん



「ごめんね、しんちゃん、勝てなかった

 でも次こそは勝つから

 あの泥棒猫からしんちゃんを取り戻すか・・ら・・・」


     トス


「え・・・しん・・・ちゃん?」



なんだい楓ちゃん



「なんで・・・それ・・・」



ああ、これ?




        

        君の心臓だね





「どう・・・して・・・」



どうしてって、分かりきったことを聞く人だね君も


それはね



     

       君が蛍ちゃんを傷つけたからだよ




そんなことは決まってるじゃないか



「どう・・・して・・・」



まだ分からないのかい


しょうがないなぁ、楓ちゃんは


じゃぁ、分かりやすく説明するとね・・・





       僕は妹に病んでいる


       愛してる、愛してる、愛してる、この世の誰よりも愛してる

    

       あなたさえいれば、他に何もいらない





そう思っているからだよ


まぁ、つまるところヤンデレさ


君なら分かるだろう?


愛する人を傷つけられたヤンデレが何をするかなんて


分かりきったことさ



「なん・・・で・・・あいつ・・なの・・・

 私の・・・方が・・・

 君を・・・愛しているのに!!!!!」



僕を愛しているのかい


ありがとう、楓ちゃん


でも、ごめんなさい


僕は君のことが好きじゃない


ああ、悲しまないで・・・


君だけじゃないから



       

       この世の万象全てが妹以外無価値だから




路傍の石ころに愛を囁かれても困っちゃうだろ


だから君の気持ちには応えられません


ごめんね


・・・ああ、もう聞こえないか


おやすみ、楓ちゃん


良い夢を





                       おしまい☆



おまけのおまけ



「お兄ちゃんから、他の女の臭いがするよ!!!」


「ご、誤解だよ蛍ちゃん!?

 ら、らめぇええええええ!!」


                      おしまい☆







三作目+αです


ヤンデレって本当にいいものですね


何を思ってこのような凶行に走ったのか、作者本人にも皆目見当もつきませんが、楽しんで頂けたら幸いです


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