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最弱職だって勇者になりたい!  作者: うすしお
グリフォン編

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91 出稼ぎ

「やまと、ベンチにしがみついてないで早く行くぞ」


俺が勝手にバイトを引き受けた時から終わりだ終わりだと呟き始めたんだが。


「…壊れちゃってる」


「誰が産業廃棄物ですか!?」


いや誰もそんなこと言ってねーよ。


「ちなみに教えておいてやるがこのバイト結構やばいぞ」


「…どのぐらいですか?」


「報酬の量が」


闇バイトかなって疑うぐらいには


「報酬の量がで途切れさせないでくださいよ!?地味に気になるじゃないですか。多いんですか?少ないんですか?」


「お前は今さっきからゴタゴタうるせーな!!報酬の量がなんか信じられないぐらい多いんだよ!」


「いきましょうか」


お前行動がゲンキンすぎるよ…

だがまぁコイツから行こうと言い出したんだ。ここで断る理由はない


「よしお前の気が変わらないうちに行くぞ!ちなみに場所は隣町でなんと部屋まで貸してくれるらしい。借金返し終わるまで隣町生活だなこりゃ」


「…ちょっとお腹の調子が」

「聞こえない聞こえない」


そのまま文句と言い訳を永遠に述べるやまとを引っ張りながら隣町まで歩くことにした


「うっわ、結構隣町まで距離あるんだな」


以前貰った地図をもとに隣町へ行くのだがどれぐらいだろう。ざっと50kmはあるんじゃないのか?


これ歩いていけって鬼畜ですかギルドさん…


「…もうこうなってしまった以上どうしようもないので早くいきますよ。確か今年は寒波がとても強いので早くしないと今の私たちなんて軽く凍え死にますよ」


「そうなのか……もしかしてさ?今ちょうど寒波来てたりする…?」


「いやいや、まさか」


よかったぁ。だよな…


「来るのは明後日からって予報ですよ」


「こんな世界クソくらえ」


お腹がすこぶる痛いです

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